1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「自分から話せない」会話が超苦手な人の仕事戦略 相手から無意識に「話しかけたい人」になる方法

東洋経済オンライン / 2024年3月5日 9時30分

「会話が苦手な人」が取るべき戦略とは(写真:takeuchi masato/PIXTA)

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」 と心理学者のアドラーが考えたように、ほぼ全ての人が人間関係で悩んだ経験があるはず。

最新刊『おもしろい人が無意識にしている 神雑談力』では、元芸人である中北朋宏氏がこれまでの経験やお笑い芸人として培った技術を駆使した「人を動かすコミュニケーション術」を網羅。

これ1冊で「仕事の人間関係すべて大丈夫」という1冊になっている。

以下では、その中北氏が「口下手な人の仕事戦略」について解説します。

会話が苦手な人が取るべき仕事での戦略

「ビジネスにおいて、コミュニケーション能力が最も大切」「AIが進化していく世界でも、人同士のコミュニケーションは残る」「出世するには、成果だけではなく社内でのコミュニケーションも必要」などコミュニケーションが重要であるという話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

【簡単解説】会話が苦手な人の仕事の戦略

書店へ行けば、コミュニケーションに関する本が数多く出版されていますし、ビジネス系のインフルエンサーの方々が、いかに自分がコミュニケーションでいまの立場を切り開いてきたかを説いています。

一方で、いまの世の中にあるコミュニケーション関係のコンテンツの多くは、「コミュニケーション強者」だからできる内容ばかりが発信されています。

そんな内容の書籍を手に取るたびに、元々人と話すのが得意であったり、そもそも容姿が良かったり……と参考にしたいがハードルが高すぎる印象を感じます。

元お笑い芸人の私も、実は「コミュニケーション強者」だと思われがちですが、実はかなりの「コミュニケーション弱者」です。

「元お笑い芸人がコミュニケーション下手って、何を言っているんだ?」とお叱りを受けそうですが、具体的にどれくらい下手だったかというエピソードを紹介します。

中学生の頃:人前に立って話すのが苦手で、人前で話すと顔が真っ赤になり、頭が真っ白になってしまっていた

高校生の頃:人の悪口ばかり言って笑いを取っており、友人と遊んでいると自分が帰った後に悪口を言われるのではないかと思い、怖くて帰れなかった

経営者の現在:新幹線の3列シートの窓際に座っていて通路側の席に人がいると、声を掛けるのが億劫でトイレに行けない

客観的に読んでいても「大丈夫か、この人……」と思うようなエピソードばかりで、心配になろうかと思います……。

そんな「コミュニケーション弱者」の私が、お笑い芸人から、人事コンサルタントとして就職し、経営者として260社、2万6000名以上の方と関わってきました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください