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血糖値高めを放置し「足を切断した」男性の言い訳 糖尿病を甘く見てはいけない、これだけの理由

東洋経済オンライン / 2024年3月10日 11時0分

自覚症状がないうちは日常生活で困らないため、「大丈夫だろう」と思いがちです。しかし、生活習慣を変えずにいると症状が出ないうちから体はじわじわと変化し続け、気づいたときにはかなり悪化している。これが生活習慣病の恐ろしいところです。

こうした事態を防ぐには、とにかく定期的に健診を受けること。そうすれば、病気のリスクを早期に発見でき、症状を進行させないための対策を打つことができます。

「時間がない」「元気だから大丈夫」などと考えず、ぜひ定期的に受診してください。健診は将来の自分が健康でいるために、今すぐできることの1つです。そして、健診で糖尿病、高血圧、脂質異常症などに引っかかったら、しっかり対策を取るようにしましょう。

そして、タバコは生活習慣病のみならず万病の元です。喫煙している方は、いますぐ禁煙することを強くお勧めします。

かかりつけ医を持つことも大事

最後に、必要な時点で然るべき治療につながりやすくなることから、若いうちから、かかりつけの内科医を持つことをお勧めします。

例えば、健診で「要経過観察」など何らかの異常が見られたとき、かかりつけ医に確認すれば、具体的な生活習慣の改善指導を受けられますし、治療にもつながりやすくなります。

特定の医師の元(や医療機関)に通うメリットは、ご自身の検査データが蓄積されているので、経年変化がわかりやすくなるというのもあります。

風邪をひいて病院を受診した際などに、「この先生、よかったな」と感じたら、何かがあったら相談する先として決めておくなど、信頼できるかかりつけ医を見つけられると、いざというときにも安心です。

(構成:ライター・松岡かすみ)

中村 明澄:向日葵クリニック院長 在宅医療専門医 緩和医療専門医 家庭医療専門医

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