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固まった筋肉をゆるめるだけ「首・肩コリ」撃退法 効果UPのため踏まえておきたい7つのポイント

東洋経済オンライン / 2024年3月17日 9時20分

その不調、もしかしたら姿勢のせいかもしれません(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)

このところの気温差もあって、体調を崩している人は多いのではないでしょうか。

テレビや雑誌などのメディアで健康情報を発信するトレーナーの坂詰真二さんが、疲れない体、引き締まった体、自信がもてる体を作るメソッドを伝授する本連載。今回のテーマは「姿勢を整えることが体調と体型改善の第一歩」です。

近年、猫背、首が前に出るストレートネック、肩が前に出る巻き肩といった姿勢の悪化とそれに伴う体調不良に悩まされる人が増えているといわれています。

【イラストで見る】首や肩のこり、腰痛、前非、冷えがある人はまずはこのチェックを

まずはチェックテストを

首や肩のこり、腰痛、便秘、冷えなど体調の悩みがある方は、まずはこのチェックテストを行ってみましょう(体に痛みや違和感が出たら、そこでストップしてください)。

<チェックテスト>
①顎を引いて真下を向いて約30秒を目標にキープします
②いったん前を見て一呼吸置いたら、顔を上げて真上を向いて約30秒を目標にキープします

(※外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

さて、上を向くのと下を向くのとでは、どちらがやりやすかったですか?

ほとんどの方は下を向くのは苦にならず、上を見るのはつらい、となったのではないでしょうか。首や肩に違和感があって真上を見ることができない方、30秒キープできない方もいるかもしれません。

下を向くのは簡単なのに上を向くのが難しい。これはある意味で当然のことです。

理由の1つは体の構造上の問題で、首は前に60度程度曲げられるのに対し、うしろには50度程度しか曲げられないからです。ただ、それでもわずか10度の差ですから、大きな問題ではありません。

もう1つの理由は、私たちの生活にあり、こちらが大きな問題です。

現代はビジネスでもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを使用する時間が極端に長くなり、画面と指先を見るために目線を下に向ける時間が増えています。一方で、目線より高い位置に目と顔を向けることが減っています。

下を向く時間が長く続くと、首の湾曲が失われた“ストレートネック”になりやすいです。

私たちの首の骨(頸椎)は、もともと前側にカーブしています。そのまま頭を下げるとこのカーブがなくなって、頸椎が真っすぐになります。これが定着して頭が前に出た状態が、ストレートネックです。

これだと頸椎は前方にある重い頭を常に支えなければならず、首まわりの筋肉が持続的に大きな力を発揮する必要が出てきます。その結果、血管が圧迫されて血流が滞り、首こりが起こります。

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