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「京大3浪4留」それでも人生肯定する彼女の勇気 高校中退し高卒認定受けて受験、今の話も聞く

東洋経済オンライン / 2024年4月7日 7時0分

「多浪も持病もアクセサリーとして、自分の人生を飾るものだと捉えるようにしてから、まっすぐ生きるより豊かな人生が送れていると思えるようになりました」と語る彼女は、次のように続けます。

「自分のことはいちばんわからないことだと思います。才能が眠っているかもしれないし、さらなる病の種があるかもしれません。それは向き合い続ける課題なので、納得しながらゆっくり進んでいければと思います。

自分の経験をこうして語れるようになったというのは、大人になったということだと思います。私は長く浪人したんだから、その分大きな業績を残したり、すごい人にならないといけないと思っていました。

でも、無理する必要は全然ないんです。何者にもなれてない自分だからこそ、ここまで歩いてきた自分の人生は肯定してもいいんだよと思えるように、勇気を出してもらえるような発信活動をしていきたいと思います」

息の長い団体を作りたい

「いつかは自分も社会人になると思いますが、社会に出たり結婚したりしても、OBやOGの多浪生と人生について語り合えるような息の長い団体を作っていきたいです」と語った等身大の彼女の経験は、きっと多くの「何者かにならなければならない」と思っている浪人生や学生に、勇気を与えるはずだと思いました。

竹末さんの浪人生活の教訓:自分で選んで歩んだ道であれば、たとえどんなものであっても肯定できる

濱井 正吾:教育系ライター

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