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「リッチモンドホテル」でロイホが食べれる深い訳 確かな美味しさと個性あふれるメニューのルーツ

東洋経済オンライン / 2024年4月16日 11時40分

宗像氏は同ホテルについて、「コロナ禍とその後の資材高騰でグループの出店計画が一旦白紙になった後に、初めて建てたホテルです。海外ブランドの宿泊特化型ホテルが激増する中、他と一線を画さねばならないと“リッチモンドらしいラグジュアリー”を体現しました。いわば、現在のリッチモンドと未来を結ぶ存在です」と胸を張る。

続けて、「ロイヤルホストが海外の食文化を日本に広めてきたのと同様、海外ブランドホテルのプレミアムフロアでしか体験できなかった優雅な過ごし方を、全ゲストに提案したいと思っています」と展望を語った。

同グループでは2023年から、支配人が海外ブランドホテルを視察する研修も実施。京都四条の反響を鑑みながら、次なる出店戦略を熟考中だ。

朝食、そして今後への布石から、半世紀以上続く飲食業にルーツを持つホテルブランドならではの理念と生き残り戦術が見えてきた。後編では、「目指していない」のになぜか顧客満足度1位に選ばれるサービスから、リッチモンドの強さを分析する。

笹間 聖子:フリーライター・編集者

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