今すぐ3キロ落としたい人がリバウンドする必然 激しい運動も食事制限もなく痩せる方法の秘密
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 13時20分
ダイエットに挑戦したけど、また今回もリバウンドしてしまった――。そんな経験を持っている人は少なくないかもしれません。
体幹を1分「しぼりあげる」だけで自然に体重を落とすだけでなく、リバウンドもしにくいメソッドを開発した『やせる背骨しぼり』の著者でパーソナルトレーナーの隅田咲さんが、そのリバウンドしにくいダイエットのメカニズムを解説します。
体を上手にダマすからリバウンドしない
たくさん我慢をし頑張ってダイエットしたのに、すぐ体重が戻る。
これを繰り返していたら体が節約モードになって筋肉は減ります。そうすると代謝が下がってやせにくくなりますし、無力感が押し寄せて再挑戦する気持ちも遠のきますよね。このリバウンドを防ぐために、やせる背骨しぼりには体を上手にダマすしくみを取り入れました。
リバウンドが起きる最大の原因は、結果を急いで無理をすることではないでしょうか。まず、1週間や2週間で3〜5キロも体重を減らすと、体は「こんな急激な変化が続くと命の危機がある」と感じて全力で体重を戻そうとします。だからダイエット前と同じものを同じように食べていてもお腹が空くし、残念ながら体はエネルギー不足に備え脂肪を溜め込もうとする力が強くなるのです。
気持ち的にも「こんなに我慢したんだからごほうび」と、よく食べるようになりがちなので、この体のしくみと争うことは相当な困難を伴います。
短期間で大きく体重を落としたり、食べたい気持ちを必死になって我慢したりすればするほどリバウンドに直結すると思ってください。
やせる背骨しぼりでは激しい運動も食事制限もしません。脂肪燃焼が得意な筋肉をめざめさせるだけなので、いつの間にかじわじわ脂肪が減っていきます。このくらいの変化なら大丈夫、と体をダマすわけです。しかも極端な我慢をしないことで精神的ストレスも溜まらないため、リバウンドはますます遠ざかります。
やせる背骨しぼりで行う動作の一例をご紹介しましょう。まず背すじを伸ばし、腰を正面に固定。それから、胸が真横を向くほどしぼり続けます。
日常生活で激減している動作の代表格といえば、この「上半身をねじる」です。人体の構造的には骨盤を正面に向けたまま真横を向けるくらいまではねじれますが、これができなくなりがちに。この、できるはずの動きをしないことで、体の奥のやせ力が高い深層筋が眠ってしまうのです。そのぶん代謝が落ちて脂肪が溜まりやすくなっていきます。まずはその状態をリセット。副次的にねこ背や巻き肩の解消効果も得られます。
やせにくさを痛感する中高年の体にも効果大
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