1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「歯茎が腫れている」人がやっているNG歯磨き3つ 歯磨き中に歯茎から出血したら「出し切る?」

東洋経済オンライン / 2024年5月23日 7時30分

多くの人の歯磨きは、「磨き時間」「歯ブラシの持ち方」「磨き方」が間違っています。健康と、笑顔のある人生をつくる完璧な歯磨きの方法をご紹介します(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)

口臭ケアだけでなく、重篤な病気のリスクを減らして健康な体を手に入れる。そのために必要な歯磨きについて新提案を行っている伊東材祐(さいゆう)さんは、「世の中の99%の人は歯磨きが間違っている」と話します。

目からウロコの新しい歯磨きの仕方を、同氏の著者『おとなの歯磨き』(フローラル出版)より一部抜粋、編集してお届けいたします。第3回は「免疫力が高まり口内が若返る3つの歯磨き法」です。

99%の人が間違えている歯磨き

世の中に出回っている歯磨きの99%は、残念ながら間違っています。

【イラストで解説】歯ブラシをタテに使って磨く?意外と知らない「プラーク除去に有効な歯磨きの仕方」

私が7万回以上の訪問診療で出会った患者さんの中で、特に歯磨きで間違っていることが3つあります。それが「磨き時間」「歯ブラシの持ち方」「磨き方」です。

まず磨き時間ですが、実に7割の人が3分未満で歯磨きを終えています。

朝は1分でも無駄にできないという人が多く、夜は仕事から帰ってきたら疲れていて、いろいろおおざっぱになる。やる気が出ない。このような生活が続けば、歯磨きに時間を使えないのも無理はありません。

しかし、これではどうしても磨き残しが出てしまいます。実際に歯垢染色剤を歯磨き後に使ってみると、赤く染まった歯を確認できます。

では、どれくらい磨けばいいのかというと、10分間です。上手に10分間磨くことができれば、だいたいのプラークは除去できます。さらに、フロスや歯間ブラシ、スポンジブラシを併用することで、ほとんどのプラークを除去できます(関連記事:「歯周病を徹底排除」用意したい歯磨きグッズ7種)。

1日1回は10分間の歯磨きタイム

ですので、まず1日1回は10分間の歯磨きタイムを確保してください。

そして、歯ブラシの持ち方。多くの人が手をグーの形にして歯ブラシを握り、ゴシゴシと力強く磨いていますが、これではプラークを隅々まで除去できません。

歯は狭い面積のうえ、カーブや凹凸があるので、小刻みで繊細な動きが求められます。絵を書くときにペンをグーで持つとうまく書けないように、上手に隅々まで磨くためには、ペンを持つような感じで、人差し指、中指、親指の3つの指で優しく持って、シャカシャカと磨きましょう。

また、グーで持つことで歯ブラシの毛先は歯に強く押し付けられ、必要以上に曲がって潰れてしまいます。歯ブラシの毛先がよく開いてしまう人はこれが原因です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください