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カワサキ「Z7ハイブリッド」バイク電動化の未来 発売目前の新型バイクから電動化戦略を考える

東洋経済オンライン / 2024年5月26日 11時10分

だが、問題は1回の充電あたりの航続距離。ニンジャ e-1で55km、Z e-1で53kmしかなく、主に通勤・通学や近所の買い物など、日常の近距離移動にしか使えない。とくに車体が小さな2輪車の場合、大型のバッテリーが積載できないなどの問題で、まだまだBEVモデルには課題も多いのだ。

2輪市場におけるハイブリッド車やBEVの行方

そんななか、趣味として乗るユーザーが多いスポーツモデルに、ハイブリッド車やBEVをリリースしたカワサキの電動化戦略に対し、市場がどのような反応を示すのかは気になるところだ。とくにBEVと違い、航続距離をあまり気にしないで済むハイブリッドモデルは、長距離ツーリングなどにも使えることで、価格面などを除けば、ライダーには受け入れやすいだろう。

いずれにしろ、カーボンニュートラルの実現を目指すうえで、こうしたハイブリッド車が、2輪車市場で次世代のスタンダードとなるのかが注目だ。

【追記:2024年5月27日8時34分】初出時の発売日を修正し、延期についての情報を加えました。

平塚 直樹:ライター&エディター

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