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新しいことに挑戦、多くの人が間違える始め方 習慣化しようとする人の4割が最初の7日間で挫折

東洋経済オンライン / 2024年6月4日 18時30分

みなさんの中には「私は運動経験が全くないけれども、明日から毎朝1時間、絶対にジョギングできる」のように、自己効力感が高い人もいるでしょうが、それはまれな例でしょう。

多くの人が無理なく自己効力感を高めるにはささやかであっても成功体験が非常に重要になります。小さな成功であっても自分の能力を実感することにつながり、自己効力感が向上します。

反対に、失敗が続くと、自分の能力に対する信念が揺らぎ、将来の成功に対する期待が低下します。

ですから、習慣化にこれまで失敗してきた人は大きさにこだわらずに成功体験を積むことが、挫折を克服し、自己効力感を回復させる重要な手段になります。たとえば何年も7時に起きている人が「今年は早起きする。5時に起きる」という目標をいきなり立てるのはおすすめしません。「今月は6時50分に起きる」のように実現可能性が高い目標を立てて成功体験を積むことが重要になります。

そうすることで自己効力感も高まり、最終的には5時に起きられ、目標を達成できたという自信をつかむことができます。

名郷根 修:エグゼクティブ・コーチ/株式会社ハイパフォーマンス代表取締役

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