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「水卜アナ出世に憧れない若手」意外と多い"なぜ" "日テレの象徴"とされるが後には続かない?

東洋経済オンライン / 2024年6月5日 9時0分

水卜ほどの知名度の高さを誇りながら、局内に残り続ける女性アナウンサーはじつは少数派だ。辞めたあとの彼女たちにはどんな道が待っているのだろうか。

フリー転身後、写真集を発売し、現在は女優に転身した元TBSの田中みな実や、元テレビ東京の森香澄のように、会社員時代にTikTokをバズらせたあとにインフルエンサー事務所に所属して活躍する例もある。

元テレビ朝日の大木優紀や、元テレビ東京の福田典子のように、一般企業で広報を務める例もある(福田はフリーアナウンサーとしての活動も継続中)。

さらに、もう少し上の世代に目をやれば、元NHKの草野満代はオンワードホールディングスの社外監査役に、元フジテレビの菊間千乃はコーセー、中野美奈子は四国電力グループ・四電工、内田恭子はキッズスマイルホールディングスの、それぞれ社外取締役を務めているなど、取締役レベルでの活動も珍しくない。

いまや、“アナウンサーとして名を売った後”の道は多く、学生にとってもわかりやすく魅力的なのだ。“知名度を外で利用する”と言ったら、言い方が悪いかもしれないが、局内で得たものを局外に持っていく道のほうがわかりやすく、リターンも大きそうだと想像がつく。

一方で、アナウンサーとして局内で出世し続ける道はその数も少ないうえにわかりづらく、局外に出るほどにはリターンも得られさなそうだと想像が容易い。

今回の水卜麻美の特進は、6月1日から日テレで導入された新人事労務制度の『飛び級制度』の一環だといい、一部では年収は3000万円ほどになるとも報じられた。日テレとしては局内外へのアピールの意味もあっただろう。だが、それは皮肉にも、女子アナ志望者たちからすれば“わかりにくさの象徴”のようになってしまったのである。

霜田 明寛:ライター/「チェリー」編集長

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