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初めての「コンタクト選び」陥りやすい3つの失敗 眼科のお勧めを「鵜呑み」にしてはいけない

東洋経済オンライン / 2024年6月27日 17時0分

初めてのコンタクト選びで失敗しないためのポイントを解説します(写真:zon/PIXTA)

最近、視力が落ちてきたので、コンタクトにしようかしら……。そう考えている人はちょっとお待ちください。本当に自分に合ったコンタクトというのは、単に「度数」が合っているだけではないといいます。初めてのコンタクト選びに失敗しないための注意点を、株式会社パレンテ代表取締役で、コンタクトレンズECサイト「レンズアップル」を運営する吉田忠史氏が解説します。

*本稿は吉田氏の著書『いつも使っているコンタクトレンズのことを、あなたはほとんど知らないかもしれない あなたの大切な目を守る40の方法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

同じコンタクトレンズを使い続けていませんか?

突然ですが、コンタクトライフを今楽しんでいる皆さんにお聞きしたいことがあります。

今、お使いのコンタクトは、いつから使っていますか?

さまざまなコンタクトユーザーに話を聞いていると、「特に困っていないから、最初に勧められたものを何年も使っている」など、度数は都度変えても、同じ商品のコンタクトを使っている人が非常に多いように感じています。

逆にiPhoneの新機種が出るたびに最新のものに取り換えている人やファッションの流行を追って、毎シーズン新しい服を購入している人が一定数いるにもかかわらず、「最新のコンタクトが出たから試してみた!」という人は、まず見かけたことがありません。

なかには、10年同じコンタクトを使い続けているという、一途な人もいました。

「別に、よく見えているし」

「慣れているもののほうが安心」

確かに不具合がなければ問題ないかもしれませんが、長年同じコンタクトを使い続けることで、もっと快適なコンタクトライフを送るチャンスを自ら逃している可能性があります。

なぜなら、私がこの業界に入り13年。その間だけでも技術開発が進み、コンタクトはかなり品質が高くなっているからです。

もっと目に優しい「コンタクトライフ」が過ごせる

車にたとえるなら、エアコンもなく、ハンドルを回して窓を開けていたのが、エアコンやパワーウィンドウが標準装備で、iPadなどを車載モニターにできちゃう、というくらいの進歩です。

たとえば、ソフトコンタクトは目の形に密着させることで装着感をよくしています。

一方で密着しているがために、十分な酸素が通らず、目にはあまりよくないコンタクトと思われていました。

そのため、「目の健康を考えるなら、酸素をよく通すハードコンタクト」とよくいわれていました。

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