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初めての「コンタクト選び」陥りやすい3つの失敗 眼科のお勧めを「鵜呑み」にしてはいけない

東洋経済オンライン / 2024年6月27日 17時0分

しかし、ソフトコンタクトの進歩はめざましく、今は、昔に比べてより多くの酸素がレンズを通過するような素材が使われるようになっているのです。

なかには黒目にあたる部分がハードコンタクトのように酸素を通す素材、その周囲はつけ心地を重視したやわらかい素材という組み合わせにすることで酸素を通しながらも、装着感もいいというハイブリッドタイプも出てきています。

もちろん合う、合わないは個人差があるので、一概には言えないかもしれませんが、せっかくよりよい商品が存在し、もっと目に優しいコンタクトライフが過ごせる可能性があるのに、それを試さないのは、非常にもったいないです。

コンタクトの技術は日進月歩。今まさにこの瞬間にもあなたにぴったりなものが開発されているかもしれません。

また、企業努力で、価格をできる限り抑えているブランドもあり、性能は変わらなくても、値段が今よりも安くなるというケースも出てくるかもしれません。

5年以上替えていないという人は、「ハード」「ソフト」「1day」「2week」といった垣根を越えて、ぜひ一度、新しいコンタクトはどんなものがあるのか、インターネットや店頭で調べてみてはいかがでしょうか。

初めてのコンタクト選びで陥る「3つのワナ」

「何かお勧めのコンタクトはありますか?」

私がコンタクト業界で働いていると知ると、よく聞かれる質問です。

もちろん、何枚も試着する中で、「これはいいんじゃないのか」と思うものはあるのですが、個人によって合う、合わないがあるので、一概に「これをつけてみてください」とお勧めするのは難しいです。

さらに言えば、ここ10年間はメーカー同士が追いつけ追い越せの状況ですので、同じ価格帯のものであれば、段々とクオリティの差がなくなってきているのも事実です。

そのためお勧めは言いにくいのですが、コンタクト選びに関して、アドバイスしておきたいことがあります。それは、多くの人が陥りやすい3つのワナがあるということです。

1つ目は、最初から大量に買ってしまうこと。

初めてコンタクトを購入される際、眼科などでお勧めされたものを、購入される人が非常に多くいらっしゃいます。

それが悪いということではなく、そのとき、コンタクトショップの「半年分買えば安くなりますよ」といった言葉に誘惑され、つい多めに買ってしまう人もまた、多くいらっしゃいます。

たとえば、服を買うとき、試着室では「似合っているな」と思っても、家に帰って着てみたら「なんか違うかも」ということ、ありませんか?

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