1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

モデル冨永愛が40代で見つけた「割と幸せ」な自分 「先を読まず、流れに身を任せて楽しみたい」

東洋経済オンライン / 2024年6月29日 9時0分

10年先の自分がわからないというのは、20代の時から一緒。そういう性格なんだなって、今は思っている。10年先の自分を知りたくないというか、どうでもいいじゃんって。過去の私は、今の自分をまったく予測していなかったわけだし」

一方、冨永さんは「これまでの人生はとんでもなく運に恵まれていた」というが、もちろんそれだけではない。

例えば、先述のドラマ『大奥』。

「ずっと時代劇に出演したかった。(中略)時代劇に出るなら馬に乗れた方がいい。剣も使えた方がいい。そう考えて、個人的に馬術や殺陣を習うようになった。なんのオファーもないのに、だ。でも、声がかかってからじゃ間に合わないから。」(『冨永 愛 新・幸福論 生きたいように生きる』から抜粋)

モデル業中心の生活の中で、なんの保証も、確約もない未来のために、馬術と殺陣を習う。その信念と行動力に、驚かずにはいられない。

「それって(未来の)予測ではなく、準備ですよね。なんか不思議なんですけど、勝手に自分を信じているところがあって。やれるでしょ、だからオファーが来るでしょって思ってた」

「生きたいように生きる」

予測はできないけれど、いつでも動ける状態は作る。だからこそ、チャンスがきた時にしっかりと掴むことができ、その結果「運が良かった」と言えるのだ。

「でも、仕事の準備はできていても、年齢を重ねる準備は全然できてないですね。今は、今の自分を健康に保つことで精一杯。女性ホルモンとか、プレ更年期とか、これからどうなっていくかはわからない。

とりあえず今の自分が健康で、ちゃんと働けて、ちゃんと遊べる体でいるっていうこと。

基本、私はもちろん仕事は大切だけれど、プライベートで遊ぶ時間も同じくらい大切。仕事のためだけに生きているわけではないから。息子ももうすぐ20歳になり、子育てもまもなく終わる。ここから自分の時間がもっと増えてくるから、ちゃんと遊べる自分でいたいと思う」

仕事も、プライベートも、まさに「生きたいように生きる」。人々が“冨永愛”に魅せられる理由が、この言葉には詰まっている。

【記事中写真すべて】ヘア&メイク:美舟(SIGNO)、スタイリング:SOHEI YOSHIDA(SIGNO)、衣装協力:シャツ、パンツ、シューズ、アクセサリーすべてバーバリー /バーバリー・ジャパン

【写真】「生き方に正しいも間違いもない。生きたいように生きればいい」を体現するモデル冨永愛さん(5枚)

吉田 理栄子:ライター/エディター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください