1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

資産運用しない高齢者を待ち受ける悲惨な未来 穏やかで豊かな老後生活を送ることはできるか

東洋経済オンライン / 2024年6月29日 9時30分

理想的なのは、運用をプロに任せることだが、それにはある程度まとまった資金が必要かもしれない。ただ、最近ではロボットに運用させる運用機関もある。少ない金額で、市場に参加できる。

いずれにしても、大切なことは長い時間をかけて、ゆっくりと資産運用のノウハウを身に付けていくことだ。そのためには、例えば月額1万円でもいいから、株式や金などに投資する投資信託やETF(上場投資信託)を積み立てていくことで、資産運用の概要を知ることだ。一気に扉を開けるのではなく、少しずつ広げていく。

高齢者であってもつみたてNISAを活用するのも、ひとつの方法だろう。いま注目されている、アメリカの「S&P500連動型ETF」や世界中の株価に分散投資する「オールカントリー」といった投資信託で、つみたてNISAを活用するのもひとつの方法だ。「純金」を積み立てていくのもいいかもしれない。若者と違って大きな失敗は許されないから、ギリギリ失敗しても仕方がない範囲でスタートさせるべきだ。長い老後の生活では、資産運用の知識やノウハウが必ず役に立つはずだ。

岩崎 博充:経済ジャーナリスト

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください