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ホンダ新型EV「N-VAN e:」を見た現オーナーの本音 ガソリン車から乗り換えるメリットを考える

東洋経済オンライン / 2024年6月30日 8時50分

これらの魅力により、N-VANは、配送業などの商用ユースはもちろん、キャンプやアウトドアスポーツなどのレジャー用途で使うユーザーも多い。かくゆう筆者も、そんなN-VAN愛好家のひとりで、2021年8月に内外装に遊び心を演出した+STYLE FUNのFF(前輪駆動)ターボ車を購入。撮影機材などを積み込んで取材先へ移動するビジネス用途はもちろん、月に1回程度、バイクを積載してサーキット走行を楽しむトランポとしても使用。公私ともに、高い積載性や使い勝手のよさなどを享受し、かなりお気に入りの愛車となっている。

ベースのN-VANは4月に一部改良を実施

なお、現行のN-VANは、2024年4月の一部改良により、安全運転支援システム「ホンダセンシング」をアップデート。アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制する「急アクセル抑制機能」を追加したほか、アウトドアスタイルの印象を強調した特別仕様車「STYLE+ NATURE(スタイルプラス ネイチャー)」も設定した。また、筆者も所有する従来の+STYLE FUNは、新たに「FUN」グレードと名称を変更している。

現行のラインナップは、NA(自然吸気)エンジン搭載車にスタンダードのGとL、FUNとSTYLE+ NATUREを設定。それにターボ車のFUNターボも用意し、全タイプにFFと4WDを設定。また、オートマチックのCVT車の加え、GとFUNには6速MT(マニュアル・トランスミッション)車も用意する。価格(税込み)は、136万5100円~201万6300円だ。

N-VAN e:の特徴・ラインナップ

そんなN-VANをベースに、EV化したのがN-VAN e:だ。ラインナップは、4人乗り仕様車に、スタンダードタイプの「e: L4」と、ファッショナブルな印象を加味した前述のe: FUNを設定。また、商用ユースに特化した仕様として、運手席のみの1人乗り車「e: G」と、前席2人乗り車「e: L2」も用意する。いずれも駆動方式はFFのみだ。

なお、e: Gとe: L2は、基本的に企業向け。ホンダの法人営業部と新車オンラインストア「Honda ON」での販売限定で、リース契約のみでの取り扱いとなる。対して、e: L4とe: FUNは法人だけでなく、個人への販売も行っており、ホンダの販売会社「ホンダカーズ」でも取り扱うという。ホンダによれば、実際に2024年5月に開始した先行予約では、受注数などは非公開だが、個人からの注文も入っているそうで、EV版でも仕事と遊びの両方に活用したいユーザーが一定数いるようだ。

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