1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「商品にならないから始末」悪徳ブリーダーの手口 法改正後も犬猫を"平気で捨て、殺す"止まらず

東洋経済オンライン / 2024年7月7日 12時30分

何かおかしいと感じたら、管轄の保健所や動物愛護センターに通報しましょう。声を上げることで、近隣住民の生活を守り、同時にそこにいる犬や猫の命を救うことになるのです。

もちろん「飼い主の目」も重要です。

例えば、ブリーダーから直接、子犬や子猫を譲渡してもらう場合、事前に犬舎や猫舎を見学すると思います。その際、玄関の外まで糞尿のニオイがする、建物の周辺にも犬や猫の抜け毛が散乱している、窓越しにケージが2段3段と積み上げられているのが見えるなど、明らかに劣悪な環境とわかる場合は見学・購入を断り、管轄の保健所や動物愛護センターに通報しましょう。

飼育環境や親犬・親猫を見せてもらえない場合は、それらに問題があることがほとんどです。通された場所がいくらきれいでも、それは表向きの姿。そうしたブリーダーから迎えることは避けたほうがよいでしょう。

動物愛護の精神が広がるなか、もはや大量生産・展示販売という業態はそぐわない。ペット業界全体がそれを深く認識し、変わるべきときが来ているのです。

阪根 美果:ペットジャーナリスト

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください