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感情を「制御できない」→「できる」に変える"技術" まずは自然と沸く気持ちを「客観視」すること

東洋経済オンライン / 2024年7月10日 19時0分

「人から『ありがとう、助かるよ』と言われると、とてもうれしくなり、この人はいい人だなと考える」

とすると、この「うれしい」が感情で、「ありがとうと言われると、相手をいい人と考える」が認知です。また、

「友達に無視されると悲しくなり、私は嫌われていると考える」

とすると、この「悲しい」が感情で、「無視されると、私は嫌われていると考える」が認知です。

人は過去の経験や性格に違いがあるので、正解・不正解はありません。すべてが正しく「ありのままの自分自身」なのです。

先ほど説明した、「毎日、感情マークを描く」という行動は、「自分の認知のパターン」を知ることにつながります。

いつも繰り返していると、「自分はどんなことが起きるとどんな捉え方をして、ポジティブな感情(うれしい・楽しい・よかった、など)になったり、ネガティブな感情(不安だ・悲しい・腹がたつ、など)になったりしているのか」というパターンがわかってきます。

このように、「自分の認知のパターン」を知ることで、短絡的な考えや行動にならずに、客観的に自分をコントロールすることができます。そうすることで、一時的な感情に振り回されず、豊かな気持ちで生きることができるようになるのです。

永谷 研一:行動科学専門家、発明家、株式会社ネットマン代表取締役社長

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