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「このままだと死ぬ」糖尿病の50代が改心した結果 医師に激しく怒られ涙、やっと反省し生活改善

東洋経済オンライン / 2024年7月10日 10時0分

なかなか暴飲暴食生活を改められなかった筆者だったが、ようやく目標ができて……(出所:『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』)

若い頃から暴飲暴食を続け、なかなか生活習慣を改善できなかった絵本作家の塚本やすしさん。しかし50代になって、新しく担当になった医師から激しく怒られ一念発起。生活習慣を改善していくようになりました。その様子を見てみましょう(本記事は、塚本さんの著書『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』から一部を抜粋したものです)。

4回シリーズでお届けしています。今回は4回目です。
1回目:暴飲暴食続けた彼が40代で直面した「散々な」現実
2回目:「大好きなラーメンとお酒」やめられないナゼ
3回目:「やせたり太ったり」糖尿病の彼が苦しんだループ

「このままだと死んじゃうよ! 」

節制と暴飲暴食を繰り返し、やせたり太ったりを繰り返しながら、3カ月に1回、定期検査に通っていた。

【イラスト】「いつ脳卒中で倒れてもおかしくない数値だ!」 こんな勢いで怒られたのは小学生以来、びっくりして目に涙がたまった

そんなある日、定期検査で病院に行くと主治医がかわっている。検査票を見る先生が「なんだか偉そうだな」と思って見ていたら、いきなり怒り始めた。

「おい! 真面目に節制をしないとダメじゃないか! このままだと死んじゃうよ。いつ脳卒中で倒れてもおかしくない数値だ!」

こんな勢いで怒られたのは小学生の頃にイタズラをし、先生に怒られたとき以来だ。久しぶりすぎてびっくりして目に涙がたまった。

【画像】心を入れ替え減量に励んだ日々をイラストで(15枚)

思わず「わかりました。やってみます」とオドオド言うと「やってみますじゃないんだよ!やるんだよ!」とさらに怒られる。さすがに私も怒りがわくが、「そこまで言うならやるよ! やってやるよ!」と思った。

そして「はい。やります」と小さく弱い声で先生に返事をした。それと同時に「この先生を見返してやろう」と心の中で誓ったのだ。

それくらい怒られたインパクトがすごかった。この年になってあんな勢いで怒られるとは思わなかった。

これ以外で、あんな怒られ方をするのはケンカをしたときの妻だけである。

あの先生を見返してやる!

病院の主治医はよくかわるのだが、これほど怒られたことはなかった。

当時はその医者の偉そうな態度に怒りしか感じなかった。でも冷静になると、これまで繰り返してきた節制と暴飲暴食の日々を思い出し、反省もした。

50代になって、簡単にやせられなくなってきた。体の不調も感じている。確かに、このまま同じような生活をしているとまずいことになりそうだ。

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