1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

目黒蓮「世田谷区内の小田急線」がハマる深い理由 SnowManっぽい駅は「新宿」、キンプリとSixTONESは?

東洋経済オンライン / 2024年7月15日 20時0分

『silent』の舞台だった世田谷代田も『海のはじまり』の経堂も、この10の駅の中の2つである。

さらに『海のはじまり』では夏と水季の通っていた大学が成城明正大学という名前になっている。実在しない大学だが、成城大学とその近くにある明正小学校を合わせた名前であることから、成城学園前駅付近にある学校をイメージしていることが推察できる。

東京23区内に存在する“田舎”

世田谷区自体が東京23区の中では南西に位置するが、その中でも成城は西寄りで、調布市や狛江市と隣接。高級住宅地とされながら、一部では農地や川なども見られる地域である。

いったい、世田谷区内の小田急線の駅とはどんな雰囲気なのだろうか。

渋谷区にある代々木上原・代々木八幡はハイソな雰囲気が漂うが、世田谷区に入った東北沢や世田谷代田は一転、駅を出ると視界が開けているのどかな駅だ。

『silent』第1話のラストで、想(目黒)と紬(川口春奈)が再会したのが世田谷代田駅前の代田富士見橋だったが、天気がよければ、たしかに富士山が遠くに見え、近くに視界を遮る高層ビルなどはない。

間に挟まれた下北沢駅は京王井の頭線も交わり、カルチャー色も強く独特の賑わいを見せるが、基本的には世田谷区内の小田急線の駅周辺はどこも、のどかな住宅街といった様相だ。

それは、銀座や浅草のような関東大震災前から栄えていた街を東京だとイメージすると拍子抜けするほどで、“東京23区内に存在する田舎”と言ってもいい落ち着いた雰囲気だ。

渋谷・新宿・六本木といったギラギラした繁華街ともまた違う。落ち着きすぎていて、正直、ドラマの舞台として選ばれることが意外な、存在感が薄めの駅たちでもある。

レッスンが終わるたび「これが最後かな」

存在感が薄めでギラギラしていない――。その小田急線の雰囲気は、まだSnow Manに加入するはるか以前の目黒蓮とも通じるものがある。

いまやスターの風格が漂う27歳の目黒だが、驚くことに学生時代は「全然モテなかった」(※1)として、19、20歳頃の自分を「ちょっとイモっぽい」(※2)と認識。

「目立つグループにちょっと憧れも持ちつつ、『オレなんてどうせ……』みたいに思っていました。ジャニーズに入っても、『わぁ、かっこいい人がいっぱいいる! すごい!』って感じてました」(※1)と、アイドルとなっても周囲を見上げるようなマインドを持っていたようだ。

そもそも、オーディションの日から、背が高い目黒は「見えないコがいたら悪いな」と他の参加者に配慮し、最後列で踊っていたという。「誰かを押しのけてでもって強さもない」と自己分析している(※3)。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください