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みなとみらいに爆誕「巨大フードコート」のスゴさ 「ワールドポーターズ」で世界の味を楽しめる

東洋経済オンライン / 2024年7月21日 12時0分

大規模なリニューアルを行った、横浜ワールドポーターズのフードコート。世界の味を楽しめる、魅力満点の空間をご紹介します(筆者撮影)

時にレストランであり、喫茶店であり、高齢者の集会所にもなる「フードコート」。その姿は雲のように移り変わりが激しく、楽しみ方は無限大。例えるなら「市井の人々のオアシス」だ。

本連載では、そんな摩訶不思議・千変万化な「フードコート」を巡り、記録しながら、魅力や楽しみ方を提唱していく。

今回は、神奈川県横浜市中区にある商業施設「横浜ワールドポーターズ」のフードコート「ワールドフードホール」を訪問する。

【画像26枚】横浜みなとみらい「ワールドポーターズ」にあるフードコート「ワールドフードホール」。その名に偽りなし!「世界の味」を楽しめるその様子

横浜ワールドポーターズは直近で2期にわたって大規模なリニューアルを行っており、7月のグランドリニューアルオープンにおける核が、このワールドフードホールだ。「超エンタメモール」をコンセプトに進めたリニューアルの結果、どのようなフードコートが生まれたのか。

世界に開けた港湾都市・横浜 歴史と情緒が残る街

ワールドポーターズがあるのは、横浜市内の中心部、みなとみらいエリアだ。

私も含め、多くの人が横浜に対して持っているであろう「おしゃれな街」「港町」というイメージは、広い横浜市のうち一部エリア、具体的には中区と西区辺りが担っている。

【画像26枚】横浜みなとみらい「ワールドポーターズ」にあるフードコート「ワールドフードホール」。その名に偽りなし!「世界の味」を楽しめるその様子

横浜市の公式Webサイトによると、港湾都市としての歴史のルーツは1853年までさかのぼる。同年はかの有名なペリー提督が浦賀に来航し、これまでの鎖国政策から転換して港を開くように要求した。

翌年に江戸幕府は日米和親条約を結び、さらに1858年に日米修好通商条約などの条約も各国と締結。1859年に、神奈川・長崎・箱館(函館)を開港して、幕府は自由貿易を許可した。

開港に当たって、アメリカ側は現在の神奈川区東神奈川辺りの神奈川宿を想定していた一方、幕府は過度に日本人と外国人が交わることを避け、宿場ではない現在の辺りを一方的に開港したという。

もしアメリカがもっと交渉を求めていれば、現在の街にどのような影響を与えていたのかなどを考えると面白い。

風情を感じさせる、山手公園エリア

そこから外国人が流入し、外国人居留地として発展した山手のほうへ足を延ばすと、今でも風情が感じられる。例えば1870年に、居留外国人によってつくられた山手公園はその一つだ。

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