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みなとみらいに爆誕「巨大フードコート」のスゴさ 「ワールドポーターズ」で世界の味を楽しめる

東洋経済オンライン / 2024年7月21日 12時0分

席を確保できたので、今日のご飯を見繕いに行こう。前述した通り、異国情緒を感じられる店が多いながら、フードコートにおける定番中の定番、うどんもある。

フードコートのうどん店といえば丸亀製麵やはなまるうどんが多い中、ここワールドフードホールのうどんを担うのが「山下本気うどん」なのはエンタメモールらしいといえば、らしい。

とはいえフードコートでうどんが人気なのはおそらくその「コスパ」にある。その点、異様な熱気漂うこのフードコートでは、日常性の極致であるコスパは多くの人にとって度外視されているのか、そこまでにぎわってはいなかった。

意外なところでは磯丸水産も出店している。しかし港湾都市といえども横浜に海産物のイメージはあまりない。海外メニューの店が多い中で苦境を強いられているように見受けられた。

反対に盛況なのが「ハンバーグ&ステーキ いしがま工房」。石窯で焼いているらしく、確かにおいしそうな匂いもぷんぷんする。特別感もあることからか、ここは行列が目立った。国民食になっているハンバーグだが、ハイソなイメージの横浜に来ると、注文したくなるのだろうか。気持ちはわかる。

そんな中で私が選んだのは、やはり「世界の味」である。先述した新嘉坡鶏飯で、シンガポールチキンライスとココナッツカレーのセットを注文した。

ここでハタと考える。シンガポールってアジアだ。どちらかというと日本海側だ。ここ横浜は、太平洋に面している。――ということで、太平洋を隔てて向こう、メキシコに関係するタコライスを「サラダボウル バイゴクゴク」で注文。まあ、タコライスはおそらく厳密には沖縄料理なのだが、その辺りは目をつぶろう。今日大事なのは、国際色を感じることだ。

フードコートから、世界を旅する

10分ほど待ち、双方到着。このうえなく彩りが豊かだ。シンガポールチキンライスには食べ方を記した紙もついてきた。その流儀にのっとり、食べ進めよう。

血糖値の過度な上昇を抑えるために、まずはタコライスのサラダ部分からいただく。ちなみにこのタコライス、肉が大豆ミートである。沖縄やメキシコ、アメリカといえば肉食のイメージがあるが、こうした地域、国でも昨今は少しずつ大豆ミートが広がっているのだろうか。

お次はシンガポールチキンライス。じっと見て、タイへ旅行に行った際、カオマンガイを飽きることなくひたすら食べ続けた思い出がよみがえる。両者、どう違うのだろうか。調べるとソースの違いらしい。

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