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25歳AIコンサルタントが家賃40万の部屋に住む訳 自分なりの快適を重視、ミニマリストの暮らし

東洋経済オンライン / 2024年7月27日 9時0分

まるでオフィスのような臼井さん宅のリビング。友だちが来たとき、のんびりするよりも、この場所で一緒に仕事をしたり"ブレスト"したりする方が好きだという(写真:ヒダキトモコ撮影)

日本では、ひとりで暮らす人が増加している。2023年の「ひとり暮らし」世帯は全体の34%を占め、統計が始まって以来、過去最多。本連載「だから、ひとり暮らし」では、ひとりで暮らす人々を自宅で取材し、そのライフスタイルや、心のうちをひもといてゆく。

24時間を仕事に捧げる若きAIコンサルタント

今回自宅で取材をしたのは、AIコンサルタントの臼井拓水さん25歳。

【写真10枚】都心の高級賃貸に暮らす"ミニマリスト"の部屋の様子は?

新卒でアマゾン(Amazon Japan)に入社し、2023年10月に法人向けのAI研修やDX支援を主に行う会社を設立した。SNSではYouTubeとInstagram、Xを合わせると約22万人のフォロワーがいる発信者だ。

現在の住まいは代官山にあるルーフバルコニー付きの1LDKで、その家賃約40万円。高額賃貸に暮らす臼井さんだが、実は住む場所には全くこだわりがないという。

【写真】都心の高級賃貸に暮らすミニマリストの部屋の様子は?(10枚)

「この部屋には、数日前に引っ越してきたばかりです。今回の引っ越しでは、あえてこういう部屋を選んだのですが、前の部屋はごく普通の内装でした。

僕は住むところには無頓着で、前の家はガスも引いてなかったんです。食事は全て外食。冷蔵庫もなかったので、ゼリー飲料とビタミン飲料を買いこんで、家では常温のそれらで空腹を紛らわせていました。シャワーは近くのジムで済ませるのが日課でした。

24時間仕事のために生きていたので、ほかの要素は要らないと思っていたんです」(臼井さん 以下の発言全て)

「あえての高級賃貸」を選んだ理由

入居したての部屋はシンプルな間取りながら、グレーを基調にした内装に、ルーフトップバルコニーへと続くリビングイン階段がアクセントとなった、特徴的な物件だ。

「この家を選んだのは、空が見えるバルコニーが気に入ったからです。代官山という立地もポイントでした。打ち合わせで都心の六本木や渋谷などに出向くことが多いので、アクセスが良く時短になります。

内装に関しては、こういう感じが特に好きというより、分かりやすく高級感がある方が、仕事にもメリットがあるんです。

前の家に住んでいたとき、ガスも引いていないと公言していたせいか貧乏起業家のように思われて、軽く見られることがありました。実際は起業して間もない頃から、アマゾンで働いていた頃の収入を、大幅に上回る売上があったのですが。

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