「積立投資」が初心者にはやっぱり"最強"なワケ 積立運用のメリットと注意するべきポイント
東洋経済オンライン / 2024年7月27日 10時0分
<価格変動に一喜一憂しない程度の投資金額がベスト>
積立投資は、10年、20年単位で続けてこそ意味がある。そういう意味では、多額の資金をつぎ込まずに、最低限の金額で日常的に忘れることができる程度の金額で積み立てることが大切だ。果報は寝て待て、というスタンスがいいかもしれない。
<価格変動が大きく、将来的に価値が下落しにくい投資商品を選ぶ>
長い期間、積立運用ができるのであれば、できるだけ変動幅の大きい金融商品を選ぶ方が投資効率は大きい。平均株価もそうだがどうしても上昇していくのに時間がかかる。ある程度、乱高下を繰り返すような金融商品のほうが面白いかもしれない。
とはいえ、何があっても消滅してしまわない株価の平均指数などが積立には向いている。今後、戦争や天災など、気候変動による資源価格の高騰や地政学リスクの高まりなど、不透明な時代背景をきちんと考えて積み立てを開始することだ。
仮想通貨も、国によっては売買が禁止されるかもしれない。暗号通貨の中でも、ビットコインのような1番手の安定したポジションにいる商品に投資するべきだろう。ドージコインといった話題性が先行している商品は積立投資に向かない。
ちなみに、金融庁がホームページで積み立てのシミュレーションが簡単にわかるページを作っている。それを参考にすると、どんな金融商品に投資すればいいか、わかるかもしれない。
岩崎 博充:経済ジャーナリスト
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