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実は日本が世界3位「アルピーヌ」したたかな策 小規模ブランドがF1やル・マンに参戦するワケ

東洋経済オンライン / 2024年7月30日 10時0分

注目すべきポイントは、計画している車種のすべてがBEV(バッテリーEV)であること。今後のアルピーヌは、EVブランドになっていくのである。

先に、日本でルノー・スポールの人気が高いことに少し触れたが、それはアルピーヌにおいても同じ。日本にはアルピーヌ・ファンが多く、何を隠そうA110の販売台数は本国フランス、ドイツに次いで、イギリスと世界3番手を争うほどなのだ。

ところで、ルノー・スポールといえば、ドイツにある過酷なサーキット「ニュルブルクリンク」の北コースで、ホンダ「シビック タイプR」とFF市販車最速の座を争っていることでも、よく知られている。

そこで、「これからのアルピーヌもニュルブルクリンクでタイムアタックするのか?」とCEOに尋ねてみたところ、返ってきた答えは「もちろん」だった。

「ニュルブルクリンクを走ることは、クルマを開発するうえで大きな意味がある。目標を立てることでプロセスを踏んでクルマの性能を高められるし、エンジニアのスキルアップにもつながる」

ホンダとのバトルは見られないかもしれないが、これからのアルピーヌでも「ニュル育ち」というクルマ作りは変わらなさそうだ。

【写真】アルピーヌ「A290」とル・マンで見た風景(98枚)

工藤 貴宏:自動車ライター

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