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ずぼらでも続く、驚くほど簡単な「やせ習慣」4つ ハードな運動をするより効果が出ることも

東洋経済オンライン / 2024年8月11日 15時0分

水で冷えるタイプとは、雨の日が身体が冷たく感じる、水太りやむくみが多い、婦人科系の不調を抱えるといった方。気不足タイプとは、体の芯から寒かったり冷房が辛いといった方。こういった方々は、冷たいもの・辛いもの・水分の摂り過ぎを控えることが先決。さらに気不足の方は、鮭がお勧め。北海道の郷土料理「石狩鍋」「ちゃんちゃん焼き」など、寒冷地の伝統料理を参考にするといいでしょう。

低気圧が近づくと太る人の解消法

体調が悪い、最近むくみが激しい、胃が不調…、気がついたら低気圧が近づいていた!という方は、気圧が下がることで細胞や血管が膨張しやすく、体調に影響をもたらします。低気圧時の空気は湿気を含んでおり、余分な水分が体内に入り込んで膨張を悪化させることも。水分は体を冷やしながら気を下げるので、憂鬱(ゆううつ)感を起こすのも特徴です。めまい、頭痛、吐き気、関節痛になることも。

日本は海に囲まれ、雨の多い国なので、この傾向は日本人に多いのです。さらに遺伝的に水分代謝が弱い傾向もあります。遺伝的な要素や自然現象は変えられませんが、体に入り込んだ「湿気」は取り除くことができます。変えられないことを受け入れながら対処していくのが、古来から続く「養生」なのです。

そこでやるべきことは、気圧を察知するのは内耳なので耳の周辺をマッサージ、余分な水分を排出すべくヤンノー湯(小豆粉末湯)や小豆茶を飲むことです。

「生理前の暴飲暴食」を防ぐには、半身浴で足を出す

骨盤まわりの脂肪は、水分がたまったもの。骨盤を冷やし、周辺の内臓の機能も下げます。特に骨盤まわりの血行が悪化すると、生理時に血液を排出しにくくなり、生理痛やPMS(月経前症候群)が起きやすくなったり、更年期のホルモンバランスが崩れやすくなったりします。

生理前や更年期のイライラや暴飲暴食は、骨盤まわりを温めて血行改善することで防ぐことができます。婦人科系の不調がある方は「腰湯」がお勧め。足先を出し、骨盤に集中的に熱を集める方法です。全身浴の後、半身浴で膝下を湯船の外に出し10分浸かります。骨盤に集中的に血液を集められます。腎臓・卵巣・子宮・前立腺などアンチエイジング生殖系の内臓におだやかに作用します。

血中の老廃物を出す「大根干葉」や「エプソムソルト」などの入浴剤で効果はアップ。大根干葉は、大根の葉っぱを天日干ししたもの。老廃物除去、血行改善、アンチエイジングが期待できます。エプソムソルトは、硫酸マグネシウムのこと。健康食品のお店・ネットショップで購入可能。

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