「岸田&バイデン時代」の後に何がやってくるのか 日米関係史の中で「特筆すべき3年間」が終わる
東洋経済オンライン / 2024年8月17日 9時30分
世界は米国のリーダーシップを当てにしていますが、米国は、助けもなく、たった一人で、国際秩序を守ることを強いられる理由はありません。
世界中の民主主義国は、総力を挙げて取り組まなければなりません。皆様、日本はすでに、米国と肩を組んで共に立ち上がっています。米国は独りではありません。日本は米国と共にあります。
ただし岸田氏は、来月には自民党総裁として丸3年の任期を終えて、首相の座を降りる。
バイデン氏もまた、すでに「レームダック大統領」の立場である。日米関係における「岸田=バイデン時代」は間もなく終わりを告げる。次のチャプターを担うのは、アメリカ側はトランプ氏か、それともハリス氏か。そして日本側は……、いやもうまったく見当がつかない。
「岸田=バイデン最後の首脳会談」をやらせてあげたい
岸田氏とバイデン氏、いずれも政策的にもそれほど間違っていたとは思われない。しかし支持率は低迷し、ともに再選の機会を逃すこととなった。これは世界的な現象であるけれども、インフレ時代の民主主義国の政治家はやはりツラいのだ。
自民党総裁選挙の日程はまだ確定していない。「9月中旬に実施して、直後に臨時国会を開いて首班指名を行い、国連総会には新首相が出席すべし」との意見もあるらしい。
だが普通に総裁選は9月末に実施することにして、国連総会には岸田さんに行ってもらい、バイデンさんとの間で「最後の日米首脳会談」をやらせてあげればいいのになあ、と筆者は考えている(本編はここで終了です。この後は競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。
ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。18日の日曜日は札幌記念である。夏競馬唯一の「ローカルG2レース」だが、「早く国際招待のG1レースに昇格させるべし!」とは多くの人が提言するところである。
筆者ももちろん賛成だ。夏の札幌は過ごしやすいし、他国開催の大型レースとかぶることもない。世界の競馬関係者が8月の札幌競馬場で一堂に会する、というのはかなり「いいアイデア」ではないだろうか。
しかしながら、札幌記念はちと癖のあるレースである。G1馬が多く集まる一方で、しばしば人気馬が不覚を取る。その証拠に、過去10年で1番人気は【0-4-3-3】と一度も来ていない。2番人気は【5-1-0-4】と優秀であり、3番人気も【2-0-0-8】と要注意。大穴は滅多に来ないし、上位陣はそこそこ信頼できるのだが、買い方にはひと工夫が必要だ。
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