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部屋づくりは「モノと自分の調和」が大切なワケ 塩谷舞の「絶対妥協しない」インテリアの探し方

東洋経済オンライン / 2024年8月19日 9時0分

そこで英語で検索したところ、海外通販サイト「Etsy」でリトアニアリネンのカーテンがサイズオーダーできるショップを見つけ、慎重にレビュー画像などを確認してから注文しました。

――インテリアのテーマはありますか。

この家の基調となっている深いブラウンの木目には、“シノワズリ”(東洋趣味)のテイストが合うのではないかと思い、少し参考にしています。

ソファの前に敷いている「赤穂緞通(あこうだんつう)」は、中国の絨毯にインスパイアされて作られたもの。ずっとほしかったアイテムで、倉敷のギャラリー「滔々(とうとう)」で購入しました。

観葉植物を入れているメダカ鉢はフリマアプリで購入したものですが、こちらも東洋的な雰囲気があり気に入っています。

家具は寸法が合っていると気持ちいい

――テーブルなどの家具は、前の家から持って来たのでしょうか。

いすはニューヨークに住んでいたときに購入したピエール・ジャンヌレのリプロダクトですが、テーブルは「FLYMEe」(家具通販サイト)でオーダーしました。

基本的に家具は、その家に合うもの、とくに寸法が合うことを重視しています。テーブルは窓の幅より少し狭くて、いすが横に2脚並んでも窮屈に感じないサイズにしました。

レコードプレーヤーを置いているチェストは中古家具なのですが、壁の幅を測ってぴったり合うものを執念で探したものです。

※ピエール・ジャンヌレはスイス生まれ、20世紀に活躍した建築家。さまざまな家具のデザインを手がけた。リプロダクトとは、デザインに対する版権の期限が切れた製品を、オリジナルをベースに復刻したもの

――オンライン上でお目当てのモノを見つけるコツはあるのでしょうか。

私の探し方はかなり粘着質なようで、引っ越すとなれば隙間時間はずっと家具を探しているので、夫に心配されるほど(笑)。Instagramで職人さんをフォローしてオーダーすることもあるし、英語で検索して海外サイトから探すこともあります。

でも一番よく利用しているのは日本のフリマアプリ。とにかくたくさん検索をして、寸法がぴたりと合う中古家具を見つけられたときはとても嬉しいですね。

作業環境を変えて、気分転換する

――自宅でお仕事もされていると思いますが、書斎スペースのこだわりと、家でのオンとオフの切り替えについても教えてください。

パソコンでの執筆は窓辺のデスクでします。窓から見える緑や、散歩する犬や子どもたちなど外の景色にも癒やされますし、何よりも室内が散らかっていても気にならないのが最大の利点ですね。

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