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セブンがガチ買収提案される「日本のヤバい現実」 次に狙われる「お買い得」な大企業はどこか?

東洋経済オンライン / 2024年8月20日 20時30分

もう一度、話をまとめてみましょう。今回、セブン&アイに降りかかった買収提案は、実は多くの日本企業にとっては対岸の火事ではないのです。

問題は円安と株価低迷で、日本企業がそもそも「お買い得価格」になってしまっていることと、グローバル企業から見れば日本とアジアで成長する日本企業というものがポートフォリオとして非常に魅力的になっているということがあります。

その前提で、日本企業は資本主義経済の流行に沿って、社外取締役中心の役員会へと構造を変えてしまいました。これから先、第2第3の「セブン事件」は間違いなく勃発することでしょう。

本当は円安を止めることと、日本企業の株価をもっと上げることが重要なのですが、それができていないから今この問題が起きています。

では今できることは何でしょう?

「次の株主総会で、取締役はすべて社長の友人に入れ替えよう」

本気でそんな防衛策を企業が考えるべき局面に来ているのかもしれません。

鈴木 貴博:経済評論家、百年コンサルティング代表

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