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「記憶力の低下」は加齢よりも「脳の栄養」を疑え 脳トレーナー推奨の「頭に効く」食材&食べ方

東洋経済オンライン / 2024年8月21日 13時0分

脳への栄養の与え方に積極的に注意を払うことは、あなたの潜在力を引き出すための外せない要素だ。脳により良い栄養を与えるためにいますぐできることを、5ステップで紹介しよう。

・ステップ1  水分をこまめにとる

適切な水分補給は、脳を最適な状態で働かせるためにとても重要だ。水分不足は、短期記憶や注意力を損ない、判断力の低下を招くこともある。毎日、8オンス(約240ミリリットル)のコップに最低8杯の水を飲むことを目標とし、個人の活動レベルやニーズに合わせて調整しよう。

・ステップ2  食事の色をカラフルにする

いろいろな色の果物や野菜を食べることで、幅広い植物性栄養素を摂取できる。植物性栄養素には、脳の健康に有効な抗酸化・抗炎症作用をはじめ、数多くの健康効果がある。

・ステップ3  加工食品と添加された糖類を控える

加工食品と添加された糖類(食品の調理・加工段階で加えられる糖類)の多い食事を続けていると、認知機能の低下や神経変性疾患のリスク上昇につながることがわかっている。そうした食品の代わりに、脳に必要な栄養素をふんだんに含む未加工の自然な食べ物を選ぼう。

・ステップ4  腸の健康に気を配る

最近の研究で、腸の健康と脳機能は深く結びついていることが示されている。バナナ、葉物野菜、タマネギ、ニンニク、アーティチョークなど、(腸内の有用菌のエサになる)プレバイオティクスを豊富に含む食べ物と、ヨーグルト、ケフィア、ザワークラウトといったプロバイオティクスが豊富な食べ物を日々の食事に取り入れ、健康な腸マイクロバイオームを育てて、脳の機能を最適な状態まで高めよう。

・ステップ5  マインドフルに食べる

「マインドフルに食べる」とは、自分が食べるものや食べる行為に神経を集中させ、一口ひとくちを味わいながら、体の出すサイン(もっと食べたい、もう満腹だ、など)に耳を澄ませることを言う。この食べ方を実践すると、体に良い食べ物を自然と選ぶようになり、消化能力が上がり、食事をもっと楽しめる。

サプリメントを有効活用する

栄養素は加工されていない食品からとるのがベストだが、食事に制限があったり、特別な健康状態にあったりする場合、サプリメントが助けになるかもしれない。

健康管理の専門家に相談して、サプリメントを摂取しても問題ないかどうか、また自分の脳をケアするのに必要な栄養素はどれかを確認してほしい。

ジム・クウィック:ブレインコーチ

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