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子どもの反抗期、実は「親のイライラ期」の可能性 近道は「親が自分の今の状態を理解すること」

東洋経済オンライン / 2024年8月22日 8時0分

逆にこの特徴を活かす方法もあります。子どもに直接言い聞かせる話をするよりも、間接的に耳に入れる方法です。すると、子どもの心に伝わり、行動することがあります。

例えば、頑固で親の言うことをいっさい聞かない夜ふかし型の兄がいたとき、妹に「早寝早起きすると翌日絶好調になるみたいよ」と兄が聞こえるところで話をすると、それを小耳にした兄はいつしか行動が変わることがあります。これを間接話法と筆者は名付けています。このように、直接言われるよりも、横で話をしていることのほうが気になるという人間の特徴を活かす方法があります。


以上、子どもが反抗するのは、単に反抗期だからという言葉で片付けられるものではなく、もしかしたら親が「イライラ期」に入っているだけなのかもしれないという話でした。もし、イライラ期であれば、5つの子どもの特徴を思い返してみてください。すると気持ちが少し変わってきます。

その結果、「子どもの話をよく聞く、否定しない、すぐに怒らない、子どもを信頼する、見守る」がやりやすくなっていくと思います。

石田 勝紀:教育デザインラボ代表理事、教育評論家

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