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「60代以降に衰える人」が"無意識"にしていること 中高年が陥りやすい「不健全思考」とは何か

東洋経済オンライン / 2024年8月22日 7時30分

相手は、あなたに気がつかなかっただけかもしれません。なにか心にとらわれていることがあったのかもしれません。ご家族が入院していて、症状が深刻だという診断で心が悲しみでいっぱいだったり、心配事で余裕がなかったのかもしれません。

街をゆく人がみんな他人に気を配って歩いているわけではありません。人はそれぞれ事情がある、そういうふうに考える癖をつけることが健全思考となります。今あげた例のように、挨拶を返してくれなかったという悪感情が残り、嫌な気持ちを忘れられない人もいます。そうではなく、さっと論理思考を働かせ、挨拶されなかったことなど「まっいいか」と忘れることが大事なのです。

他人が黙っているのを見て、怒っているのだろうと決めつけたり、そっけない態度をされたら嫌われていると思い込んでしまう。そんなふうに感情でものごとを決めつけないで、健全思考を起動させることがとても大切です。

保坂 隆:聖路加国際病院診療教育アドバイザー

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