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さんまの東大方程式だけじゃない"面白い東大生" 身体に英単語書いて暗記、半年で猛勉強し合格

東洋経済オンライン / 2024年8月26日 10時30分

(C)フジテレビ

先日、フジテレビの番組「さんまの東大方程式」に出演させていただきました。

【写真】西岡氏が出演した「さんまの東大方程式」

「さんまの東大方程式」は、面白い東大生たちが何人も登場する番組です。計算機のように速く正確に膨大な数字の計算ができる学生や、とんでもない記憶力を持った学生、起業している学生、不思議な趣味を持つ学生など、バラエティ豊かで面白い東大生がたくさん登場します。

漫画にゲーム三昧の日々を過ごし、勉強もせずに怠惰な日々を過ごし続けた結果、偏差値35だった僕は、高校時代にあの番組を見て「東大生ってみんな、こんなに面白い人ばかりなのかなぁ」と思っていました。

そこから一念発起して死ぬほど勉強し、2浪してなんとか東大に合格。なぜか番組を「観る側」から「出演する側」に回ってしまったわけですが、実際に大学に入って東大生と交流してみた感想としては、正直東大はそこまで特殊な環境ではないと思いました。

面白い東大生はたくさんいる

東大生がみんな、あの番組のように面白いというわけではありません。極端な趣味を持っていない人も多いですし、実際に話をしたり仲良くなったりしても、いい意味で「意外と普通の人だな」と感じる東大生もいます。

当たり前ですが、テレビ番組では東大の中でも「面白い人」を集めているため、東大生がみんなあんなに面白いわけではないのです。

それでも、「あの番組に出ていないけれども、面白い東大生」というのは大勢います。特に、受験の過程が波乱万丈で面白い東大生はたくさんいるのです。今回の記事では、「テレビには出ていないけれど、面白い東大生たち」を何人か紹介させていただきたいと思います。

1 週3バイトしながら東大に合格した人

文学部4年の布施川天馬さんは、貧乏でお金がない家庭から東大に合格した苦労人です。受験勉強の最中に母親が乳がんを患い、父親の事業も行き詰まって、大変な状況に置かれていました。そんな中でも、週3バイトをしながら東大受験をし、見事合格を果たしました。

なぜ、そんな苦境に立たされても頑張ることができたのか? 布施川さんにそう聞くと、「悩んだってどうしようもないから」だと話してくれました。

「結局、つらい状況に追い込まれたり、不運が自分を襲ってきたりしたときに、立ち止まっていてもなんにもならないんですよね。悩んでいて問題が解決するならいくらでも悩みますけど、悩んだって状況は変わらないじゃないですか。それよりも、自分が変えられる範囲内で何ができるのかと向き合うほうが、大切だと思うんですよね」とのこと。「変えられることと変えられないこと」を明確にする考え方は、真似したいものだなと思います。

半年間猛勉強、現役で東大合格果たす

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