さんまの東大方程式だけじゃない"面白い東大生" 身体に英単語書いて暗記、半年で猛勉強し合格
東洋経済オンライン / 2024年8月26日 10時30分
2 部活でうまくいかなかったから東大に行った人
教育学部4年の永田耕作さんは、小中高とずっと野球部で部活動に打ち込んでいました。しかし中学時代まではうまくいっていた野球は、高校に上がると自分よりも上手い人がたくさんいたために、高校3年間週6~7で打ち込んだにもかかわらず、一度も試合に出ることができず、ベンチに入ることもできなかったそうです。
周りの受験生が勉強をしたり、模試を受けている中でも、高校3年生の7月まで野球部で、ずっと後輩の練習をサポートして球出しをしていた永田さん。「あのときは非常につらかった」と語ります。
「自分で選択して野球部に入ったけれども、僕の高校3年間はなんだったんだろうかと考えると、すごくつらかったです。だからこそ、僕は東大に行こうと思ったんです。高校生活で野球ではうまくいかなかったけれど、その分、いちばんの大学を目指そうって」
彼はそこからの半年間、今まで野球で勉強できなかった分、そして部活ではうまくいかなかった分、それをバネにして猛勉強。見事東大に現役合格しました。
「部活と勉強は似ています。できなかったところを分析して、手帳に書き出して、それを改善していく。僕は部活でこの思考法を会得していたので、勉強でもそれを活かすことができました。部活をやっていたから、東大に合格できたのだと思っています」。この思考法も、勉強になりますね。
3 元偏差値39から東大に受かった女の子
東大農学部卒の松島かれんさんは、内部進学で附属の大学を目指す生徒が非常に多い高校に通いながら、一念発起して東大を目指しました。
その勉強法は非常に独特。「手や腕、爪や脚などにも覚えなければならない英単語や歴史の年号・イベントを書いて、普段から見るようにする」というものでした。
その姿を見た友達からの当時の彼女のあだ名は「耳なし芳一」だったそうです。耳以外の身体全体にお経を書いていた「耳なし芳一」のエピソードそっくりだったところからつけられたあだ名だったとか。
また、自宅のドアに数式や英文を貼って、「その数式や英文を暗唱しなければ、家から出られない」というルールを自分に課し、いつどんなときでも勉強できるようにしていました。正直、東大生の中でも「そこまで」やっていた人というのは本当に稀で、彼女の話を聞くことで「ここまで努力すれば、努力は報われるんだな」と感じました。
1日3時間勉強で、東大に見事合格
4 フリーターから33歳で東大合格した人
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