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管理職がすべき「生産性上げる雑談」「下げる雑談」 結果を出すチームは、普段何を話しているのか

東洋経済オンライン / 2024年9月3日 9時30分

それは、日常的に話されている会話の内容です。

具体的には、たわいない雑談ではなく「真面目な雑談」を日常的に行っているということです。

では、「真面目な雑談」とはなにかというと、「このチームのビジョン」「このチームや会社を具体的にどうしたいか」「部下の未来」「管理職自身の未来について」など、会社や互いの未来についての話が日常的に話されていました。

いいチームでよくされている話題
・「このチームのビジョン」 
・「このチームや会社を具体的にどうしたいか」
・「部下の未来」 
・「管理職自身の未来」
・「今後やりたいこと」 
・「今後の課題」

どれくらい日常的かというと「ランチ」「会議のアイスブレイク」「朝活」など、1日の中で繰り返し話題にだされます。

一方、「真面目な雑談」を話すことに、恥ずかしさなど心理的ブレーキが生じている管理職の方。

このような管理職の方のチームは、部下との信頼関係が不足している傾向があり、「互いのことを深くまで知らない」「部下から『管理職に憧れない』」「部下から『この会社での成長は見込めない』」などの言葉が多く聞こえ、最悪のケースは離職につながっているチームもありました。

このように普段の話す内容が、チームの団結力、生産性に大きくつながります。

「真面目な雑談が日常的にされているチーム」と、「たわいない雑談だけが話されているチーム」を比較した場合、チームとしての結束感も大きく違い、生産性や結果も大きく違ってくる、ということも納得いただけるかと思います。

自分の未来を管理職こそ考える

ただ、ここまでお読みいただき「真面目な雑談をしたくても、話す内容がない……」という方もいるかと思います。

お気づきの通り、真面目な雑談を日常的にするためには、管理職であるあなた自身が、「どんなキャリアを歩みたいのか」「このチームをどうしたいのか」「会社をどうしたいのか」など、未来について考える機会を設けることが必須です。

当然ではありますが、未来の話を語らず、ただ毎日に忙殺されているだけの管理職に「一緒に働きたい」「この人から学びたい」と思う若手はいません。

また、なかなか「真面目な話をするタイミングがない」と思う方もいるかもしれません。

特に「会社のビジョン」や「目標設定」といったテーマは、重くなりがちです。

これを軽やかに、かつ効果的に伝えるための方法を考えてみましょう。

「真面目な雑談」を自然に、重くなりすぎずに伝える方法を3つ紹介します。

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