日本での成功を生んだ、外国名画の「絶妙な邦題」 「ランボー」の原題は直訳すると「最初の血」
東洋経済オンライン / 2024年9月10日 16時0分
「Bonnie and Clyde」(ボニー&クライド/1967)→「俺たちに明日はない」
「Dawn of the Dead」(ドーン・オブ・ザ・デッド/1978)→「ゾンビ」
「The Thing」(ザ・シング/1982)→「遊星からの物体X」
「An Officer and a Gentleman」(アン・オフィサー・アンド・ア・ジェントルマン/1982)→「愛と青春の旅だち」
「Sister Act」(シスター・アクト/1992)→「天使にラブ・ソングを…」
「Almost Famous」(オールモスト・フェイマス/2000)→「あの頃ペニー・レインと」
「Crust」(クラスト/2002)→「えびボクサー」
「The Italian Job」(ザ・イタリアン・ジョブ/2003)→「ミニミニ大作戦」
「The Notebook」(ザ・ノートブック/2004)→「きみに読む物語」
「Whiplash」(ウィップラッシュ/2014)→「セッション」
シルヴェスター・スタローン主演「ランボー」(1982)の原題は「First Blood」(ファースト・ブラッド)で、直訳すると「最初の血」です。
流血が多いボクシングの試合では、「draw first blood(ドロウ・ファースト・ブラッド)」(最初の血を招く=先制する)という用語があります。クライマックスでランボーが大佐に対し、「誰が警察に先に仕掛けたんだ!」と怒りをぶつけるシーンがありますが、この場面にインスパイアされて「ファースト・ブラッド」というタイトルがつけられたという説があります。
「ランボー」シリーズ2作目の邦題は「ランボー/怒りの脱出」(1985)ですが、原題は「Rambo: First Blood Part II」(ランボー・ファースト・ブラッド パート2)となっています。
ほかにも邦題で印象に残っているのが007シリーズ2作目のショーン・コネリー主演「007/危機一発」(1963)です。
同作品の原題は「From Russia with Love」(フロム・ロシア・ウィズ・ラブ)ですが、「危機一髪」の「髪」を、意図的に銃弾をイメージさせる「発」と誤字を使った邦題でヒットさせたのは、当時、日本ユナイテッド・アーチスツ映画会社(通称:ユナイト映画)の宣伝部に在籍していた故・水野晴郎氏(その後、1972年のリバイバル上映時には「007/ロシアより愛をこめて」に改題)。
この記事に関連するニュース
-
アカデミー賞ノミネート! タイで爆発的ヒット『Lahn Mah(原題)』日本公開決定
クランクイン! / 2025年1月8日 9時0分
-
【「ズートピア2」「アバター3」も】2025年、ディズニー24作品の公開・配信スケジュールまとめ
映画.com / 2025年1月2日 19時0分
-
静かな正月なんてありえない!最強のスタートダッシュはランボーと共に! 「ランボー」シリーズ5作品放送 1月1日(水)~5日(日) BS12 トゥエルビ
@Press / 2024年12月25日 11時0分
-
年末年始はヒーローたちとともに過ごそう 「BS12 年またぎ映画祭」で人気作を15作品オンエア
OVO [オーヴォ] / 2024年12月22日 12時0分
-
アンジェリーナ・ジョリーの新作映画で23歳の息子マドックスが第三助監督に起用
クランクイン! / 2024年12月19日 13時30分
ランキング
-
11時間半の山越えバスが“タダ”!? 岐阜山間部の2大都市を結ぶ無料シャトルバス運行
乗りものニュース / 2025年1月15日 14時12分
-
2裏切られた気持ちでいっぱいです…月収25万円・65歳サラリーマン、毎年「ねんきん定期便」を必ずチェック、年金月19万円のはずが「初めての年金振込日」に知った衝撃事実に撃沈
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 8時15分
-
3悪質なデータ復旧事業者「レスキュー商法」の手口 多発する「納得できない作業結果と費用請求」
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分
-
4松屋が「本気のガチ中華」で投入した商品の"正体" 「中華一番」の作者も唸る「水煮牛肉」の実力
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時40分
-
5理想の体形や収入がいつまでも手に入らない理由 強い願いも「無意識」に打ち負かされてしまう
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時15分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください