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今「仕事を掛け持ちしない」のはリスクでしかない 安定した収入があれば新しいことを始められる

東洋経済オンライン / 2024年9月18日 17時0分

私はこうしたことを繰り返してきたので、一般的に6時間かかるとされていることを2時間で片付けるくせができあがっています。となれば、残りの4時間はまったく関係ないことに費やせるわけで、どんどん世界が広がり、新たなビジネスチャンスも生まれるわけです。

大谷選手が二刀流をこなせる訳

ところが、たいていの人は「それぞれ2時間ずつかかる」というところを動かさずにスタートします。そして、「2時間+2時間+2時間=6時間かかる」と、相変わらず足し算をしています。

おそらく、1つのことだけをやっているときは、そこにあるムダは見えません。だから、いとも簡単に「これ以上なにかやる余裕はない」という結論に至ります。

でも、実は“隠れた時間”があって、それは「2つ以上のことをやろう」としたときに初めて発見できるのです。

大谷翔平選手が二刀流をこなせるのは、投手としてのトレーニングも打者としてのトレーニングもこなしているからです。しかし、彼だけ1日が48時間あるわけではありません。

大谷選手は、みんなと同じ24時間をどう使うか工夫を凝らし、自分なりの方法を生み出しているはずです。ところが、1つのことを一生懸命にやっているほかの選手には、それが見えていないのかもしれません。

人間の可能性は、多分にあふれているのです。

富永 雄輔:進学塾VAMOS(バモス)代表

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