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ホンダ軽「N-BOX JOY」ライトアウトドアの大本命 N-BOX新グレード、狙いは手軽な外遊びユーザー

東洋経済オンライン / 2024年9月19日 14時0分

9月27日発売予定のホンダ「N-BOX JOY」のディテール(写真:三木宏章)

8月22日にホームページで先行情報が公開されていた本田技研工業(以下、ホンダ)の新型「N-BOXジョイ(N-BOX JOY)」。その内外装デザインなどに関する詳細情報が9月19日に公式ホームページほかで公開された。

【写真で見る】アウトドアを身近な存在にしてくれる、ホンダの新型軽自動車「N-BOX JOY」の内外装をチェック!(94枚)

「日本一売れているクルマ」として知られ、今やホンダ車を代表する軽スーパーハイトワゴンが「N-BOX(エヌボックス)」。その新グレードとして2024年9月27日に発売予定のN-BOXジョイは、3代目N-BOXをベースに、近年人気のアウトドアをイメージさせる装備などを加味したモデルだ。

外装には、アースカラー系のボディ色や専用のフロントグリルなどを採用。インテリアでは、汚れが目立ちにくいチェック柄のシートを装備したほか、後席シートのアレンジ機能などもアップデート。野外のレジャーなどで、よりリラックスできる空間を演出していることがポイントだ。

ここでは、そんな新型N-BOXジョイに関し、現在わかる範囲の情報をもとに、主な特徴などを紹介。また、長年、新車販売台数で王座に鎮座するN-BOXに、なぜ今、新グレードを投入しテコ入れを図っているのか、その理由や背景などにも迫ってみたい。

【写真】アウトドアを身近な存在にしてくれる、ホンダの新型軽自動車「N-BOX JOY」の内外装をチェック!(94枚)

ホンダの人気軽自動車N-BOXとは

2011年に初代モデルが登場したN-BOXは、軽トールワゴンの「N-WGN(エヌワゴン)」、走りも魅力の「N-ONE(エヌワン)」、軽商用車の「N-VAN(エヌバン)」といったホンダ「N」シリーズのフラッグシップともいえるモデルだ。

N-BOXが属するのは、全高1700mmを超え、広い室内などを持つことで、近年、ファミリー層を中心に支持されている軽スーパーハイトワゴンというジャンル。ダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」など、各メーカーがさまざまな競合機種を投入する激戦区だ。

なかでもN-BOXは、軽四輪車の暦年(1~12月)新車販売台数で、2015~2023年の9年連続第1位を獲得(全軽自協調べ)。また、登録車も含めた四輪総合の暦年(1~12月)新車販売台数では、2017~2020年の4年連続1位となったほか、2022~2023年も2年連続続1位(いずれも自販連調べ)に輝く。さらに2024年上半期(1~6月)も販売台数10万680台を記録し、第1位をキープするといった好調さをみせている。

現行モデルについて

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