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ホンダ軽「N-BOX JOY」ライトアウトドアの大本命 N-BOX新グレード、狙いは手軽な外遊びユーザー

東洋経済オンライン / 2024年9月19日 14時0分

なお、現行の3代目N-BOXは、2023年10月に登場。先代の2代目と同じく、スタンダード仕様に加え、カスタマイズ仕様になるN-BOXカスタム(以下、カスタム)を設定する。スタンダード仕様には、パネルに複数の丸穴を開けたようなスタイルのフロントグリルなどで、シンプルながら親しみやすいスタイルを採用。カスタムは、より大型で迫力のあるフロントグリルなどにより、インパクト感と上質さを両立させたことが特徴だ。

また、パワートレインには、NA(自然吸気)エンジン車とターボエンジン車を設定し、全タイプで2WD(FF)と4WDを選ぶことが可能だ。ほかにも、スタンダード仕様には、主に女性ユーザーを意識した配色のグレード「ファッションスタイル」も用意。カスタムでは、アウターハンドルなどにダーククロームメッキ加飾を施し、ボディ色をモノトーン(単色)と2トーンから選べる「コーディネートスタイル」も設定。これらにより、多様なユーザーに対応する豊富なバリエーションを揃えている。

N-BOXジョイのコンセプト

そんなN-BOXをベースに、アウトドアのテイストを加味した新グレードが、今回追加されるN-BOXジョイだ。主なターゲット層は、20代の若い世代や子育てが終わった50~60代のシニア層など。なかでも、公園や河川敷などを散歩しながら、好みの場所で折りたたみ椅子を置いてくつろぐチェアリング、日帰りのデイキャンプなど、近年人気の手軽なアウトドアレジャーを好むユーザーなどが、ゆったりと、気軽なひとときを満喫できるクルマとして開発したという。

つまり、N-BOXジョイは、アウトドア系といっても、スズキ「ジムニー」のような高い4輪駆動性能を持つ本格派ではない。だが、各部に、自然をゆったりと楽しむための工夫や装備を盛り込むことで、近年増加するアウトドア嗜好のユーザー向けバージョンに仕上げている。

なお、現在、パワートレインなどの詳細は未発表だが、基本的にはスタンダード仕様やカスタムと同じNA(自然吸気)エンジン車とターボエンジン車を設定。また、駆動方式には、2WD(FF)/4WDの両方が用意されるのも同様となりそうだ。

N-BOXジョイのスタイリング

キャンプ道具などを詰め込んだキャリーボックスをイメージしたというN-BOXジョイの外観。大きな特徴は、まず、アウトドア用ギアの道具感を演出したというフロントフェイスだ。専用デザインのフロントグリルは、角を丸くしたスリット入りとし、ファンクショナルなイメージを加味。また、立体的な構造のLEDヘッドライトは、スタンダード仕様用をベースに、リングデザイン部分に蒸着加工を施したアルミパーツを追加する。

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