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「仕事できても家庭崩壊」するリーダー急増のワケ 「家族」という組織づくりにチャレンジしよう

東洋経済オンライン / 2024年9月25日 20時0分

家族とは「最も一体感のあるチームにするのが難しい組織」なのです(写真:Fast&Slow/PIXTA)

研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

小さな飲食店からグローバルな大企業まで、さまざまな組織の運営・改善に携わってきた組織開発コンサルタント、高野俊一さん。今回、彼が新たにノウハウを指南してくれるのは、我々にとって身近な組織ともいえる、「家族の上手な運営の仕方」。

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高野さんいわく「家族とは、最も一体感のあるチームにするのが難しい組織」とのことですが……。

■なぜ、うまくいっていない家庭が増えているのか

ビジネスにおいて、組織づくりはリーダーにとって必須のスキルになっています。

組織を一体感のあるチームにできないリーダーは、不必要な離職を生み、部下1人1人のモチベーションを高めることができず、なんでも自分1人でやってしまうので、生み出せる成果がそこそこで終わってしまいます。

いまや、チームづくりができるかどうかは、ビジネスの成否を分ける最重要テーマとなっていると言えるでしょう。

「仕事はチームでするもの」という考え方が浸透するようになったためか、よいチームをつくれるリーダーが増えてきたように思います。ですがそのいっぽうで、仕事の組織運営はうまくいっているものの、家庭内の組織運営がまったくうまくいっていないというケースがよくあるようです。

あなたも、以下のような家庭のトラブルを、見聞きしたことはないでしょうか。

・夫婦関係は冷え込んでおり、口を開けばけんかばかり
・お互いに不満はあるけれど、話し合ってもらちが明かないので我慢して黙る
・仕事や子育てのストレスを家庭にぶちまけて八つ当たりをしてしまう
・不機嫌な態度をとってしまう
・子育てに時間を割けず、うまく子どもと関係が築けない
・反抗してくる子どもにうまく対処できず、どう接していいかわからない
・家族と過ごす時間が幸せだと思う時間が減っている

このような不和は、どこの家庭でも多かれ少なかれ起きているでしょう。もしかしたら、あなたの家庭でも、現在進行系で起きているかもしれません。

しかし、こうした家庭の問題を放置すれば、やがて大きな問題に発展し、離婚をするしないの騒ぎになりかねません。

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