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梅田に出現「おしゃれなコーナン」が革命的すぎた グラングリーン大阪「gardens umekita」の凄さ

東洋経済オンライン / 2024年9月29日 10時0分

これがコーナン!?と思ってしまう「gardens umekita」。ホームセンターのイメージを一変させる可能性に満ちている(筆者撮影)

2024年9月6日に大阪・北区で先行開業した「GRAND GREEN OSAKA」。大阪の駅前に広大な芝生広場が誕生したことで話題を呼んでいるが、その商業施設にも「攻めた」施設が多く入っている。その一つがホームセンターの「コーナン」だ。

【画像11枚】「緑がたくさん」「テラリウムや熱帯魚も!」…。大阪梅田・グラングリーン大阪に誕生した「おしゃれコーナン」はこんな感じ

コーナンといえば、ロードサイド沿いにあって、青々とした外壁にでっかく「コーナン」と書いてある「ザ・ホームセンター」なイメージ。そんな店が?と思う人もいるだろう。今回出店したのは、こうした郊外型のコーナンではない「都市型コーナン」だ。

筆者は実際にその現地を訪れ、店舗の中を視察したが、この新しい店舗、コーナンだけでなく、ホームセンターのイメージまでをも変える可能性を持っていると感じた。現地の視察レポートを含めて解説したい。

緑に囲まれたおしゃれすぎるコーナン

GRAND GREEN OSAKAに誕生したのは、コーナンの都市型店舗となる「gardens umekita」。「コーナン」の文字はいつも通りだが、それ以外は一見してまったくコーナンに思えない。おしゃれすぎる。

【画像12枚】「緑がたくさん」「テラリウムや熱帯魚も!」…。大阪梅田・グラングリーン大阪に誕生した「おしゃれコーナン」はこんな感じ

店内に入ってみると、中はまるで植物園かのよう。ここのコンセプトは「水と緑をもっと身近に」。

観葉植物はもちろんのこと、テラリウムや熱帯魚など、自然にまつわるさまざまな商品が置いてある。ホームセンターの派生業態だけあって、それぞれの商品の種類が多いことは魅力の一つだ。コーナンによれば、植物は約600種類あるらしい。また、日本各地の園芸農家とコラボした商品なども置いてあり、通常のコーナンの園芸商品より、品質やブランドにこだわっている。

店内は、ホームセンターのように整然と商品が並べられているのではなく、通路が少し曲がっていたりして、回遊性が意識されている。商品を買う場所なのは間違いないが、それ以上に植物や熱帯魚などを見て回る場所だともいえそうだ。はやりの言葉を使うならば「体験型」の店舗とでも言おうか。

こうした特徴からか、通常のホームセンターよりも圧倒的に女性の割合が多いことも印象深かった。ふつう、ホームセンターは工具などの取り扱いが多いことから、男性客の割合が多い傾向だが、ここではむしろ女性客のほうが多いぐらいなのだ。

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