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社会人留学の2大人気「ドバイvsマルタ」その違い 1週間のプチ留学で何ができる?コスパは?

東洋経済オンライン / 2024年10月4日 18時0分

実際に留学生に交じって授業を受けてみました。受講したのは一般英語コースの中級クラス。12名ほどのクラスメイトの中で日本人は筆者1人。授業は2人1組でペアを作り、ペアの留学生とコミュニケーションをとりながら、学びを進めていくスタイルです。

クラスメイトの南米の学生は積極的に手を挙げて発言が多めですが、アジア系の学生はあまり発言しない印象です。ただ1対1だと話しやすさが増すうえ、自然と話す機会ができるので、会話量も確保できる構成となっています。テキストを使った理論とペアワークでの実践のバランスが良いと感じました。

休憩時間には学内にあるカフェでお気に入りのコーヒーをオーダー。学生は友人と会話したり1人で過ごしたり思い思いの時間をラウンジスペースで過ごしています。意外とこの時間が多国籍な環境で英語を使ってコミュニケーションを取れる最大の機会かもしれません。

日本からの学生は大人しい方が多いのですが、少し勇気を出して話しかけることをお勧めします。ドバイは、欧米にある中心都市の学校ほど日本人率が高くなく、南米・アジア・ヨーロッパからの学生がバランスよくいるため、英語力がそれほど高くなくても比較的話しやすい雰囲気を感じました。

社会人留学にとって大切なのは、留学中の滞在先です。

この学校の場合、なんと滞在先はすべて4つ星ホテル。ホテルのプールやジム、レストランも利用でき、落ち着いた空間の中でリラックスしながら英語学習に集中できます。若干学校からは距離がありますが、無料のシャトルバスで通学するドバイでは一般的なスタイルになります。

オトナ留学としてドバイらしさを満喫できるのが、学校が主催するアクティビティです。

ソーシャルアクティビティとして、サッカーやバレーボール、カラオケや映画などがありますが、何と言ってもお勧めはデザートサファリ(9月25日時点、110AED=約4290円)です。

筆者も参加したのですが、街中から車で1時間もかからないくらいで砂漠に到着します。途中ターバンのお店に連れて行かれるのですが、別料金がかかりますので特に写真撮影などで必要ない場合は断っても大丈夫です(ツアーによくある提携先のお土産屋さんに寄るのと同じパターンです)。

砂漠に到着後、アラブ人が運転する4WDの車に乗って体験する砂丘ドライブはまるでパリ・ダカールラリーのようなダイナミックな経験です。そして砂丘に沈みゆく夕日は圧巻で一見の価値ありです。アラブ世界ならではの非日常感をたっぷり味わうことができます。

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