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社会人留学の2大人気「ドバイvsマルタ」その違い 1週間のプチ留学で何ができる?コスパは?

東洋経済オンライン / 2024年10月4日 18時0分

1週間留学した場合にかかる費用(航空券・保険は除く)は下記のとおりです。欧米に比べるとリーズナブルな価格設定となります。

入学金         100USD
授業料(Semi-Intensive) 290USD 
滞在先手配費用     100USD
滞在費用(2人部屋)  205USD
空港送迎(往復)    180USD
1冊目のテキスト費用  60USD
合計          935USD 
13万0900円(1ドル140円で計算)
(2024年9月22日現在)

マルタ留学で映画の世界へ

次に、マルタ共和国は前述のドバイとは全く異なる特徴を持っています。ドバイが近未来な留学ならマルタはまるで中世にタイムスリップしたかのような体験ができる国です。

地中海の宝石と言われ、世界遺産の遺跡や中世の美しい街並み、年間を通して温暖な気候などマルタ共和国は本当に魅力的な国です。映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』に登場したりや元欅坂46 鈴本美愉さんの留学先としても話題となりました。筆者も実際に訪問して、その魅力に心を打たれた一人です。

日本からの留学生数はコロナ前までに復活

日本からマルタに留学する人の数は2023年で1100人(一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査2023より)。同調査で留学生数がピークであったコロナ前の2019年が1166人だったため、その頃とほぼ同レベル(2019年比94.3%)まで復活してきています。

オトナ留学としてのマルタの特徴にはどのような点があるのでしょうか。

まずは、海沿いにレストランやクラブが立ち並ぶ賑やかなリゾートエリア、セントジュリアンズは語学学校も多い地域です。海からも徒歩圏内にあるEnglish Path Maltaは、約600名の学生が在籍している活気のある語学学校。ビルの5階と6階に教室があり、別の語学学校グループECも隣接しているため、休憩時間には留学生で溢れかえっていました。

南米やアジア、ヨーロッパからの学生が多く、学校スタッフも含め陽気で雰囲気の良さを感じます。とにかく開放的で学生間のコミュニケーション多めなのがマルタ(特にセントジュリアンズ)の特徴の1つです。周辺のエリアは海が近いのもあり、リゾートウェアや水着で歩いている人もいます。逆に言えば、真面目で静かな感じだと少し浮いてしまうかもしれません。

セントジュリアンズの高台のほうに行くと少し落ち着いた感じの高級住宅街があり、ここにはSprachcaffe Malta(シュプラッハカフェ マルタ)という1983年創業の老舗の学校があります。

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