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社会人留学の2大人気「ドバイvsマルタ」その違い 1週間のプチ留学で何ができる?コスパは?

東洋経済オンライン / 2024年10月4日 18時0分

マルタらしいギリシャ建築の建物は雰囲気たっぷりです。学校の中心部には大きなプールがあり、周囲にはビーチバレーコートやカフェレストランがあり、カフェで食べたローカルの手作りパンの美味しいこと。元々リゾートホテルだったことから学内に滞在施設もあり、落ち着いた環境で学習したい人にもお勧めです。

セントジュリアンズから程近いスウィーイという住宅街にあるClubclass Maltaは、マルタらしいレトロで良い雰囲気の人気校です。ここもジムや屋外プール、バー、スーパー、農園などが併設していてとっても便利なのですが、特筆すべきは滞在のバリエーションの豊富さです。

キャンパス内の滞在先もあるのですが、オトナ留学でお勧めしたいのは、学校から徒歩数分以内のところに学校が所有するアパート。バリエーションがいくつかあるので、予算や好みによって選ぶことができます。実際に部屋を見せてもらいましたが、Amber Courtというお洒落なシェアアパートは、個室もあり専用のキッチン・バスルームまで付いているのでこだわりのある社会人でも十分満足できるレベルでした。

個人的にお勧めしたいのは、スリーマというエリア。特に海沿いは絶景で、対岸に世界遺産にもなっているバレッタの中世の建物が見えます。この綺麗で落ち着いた雰囲気のスリーマにある学校、IELS Maltaはまさに社会人向けの語学学校です。

30代から70代と幅広い年齢層が在籍していてヨーロッパからのリピーターも多いということです。費用は他校と比べてやや高めですが、その分、質の高い教育が提供されています。最近は、日本からワーケーションとしての参加も増えているということでした。

English Path Maltaに1週間留学した場合にかかる費用は下記となります。全体的に欧米やドバイよりもリーズナブルです。

English Path Malta
入学金         50ユーロ
授業料(一般英語)   275ユーロ
滞在先手配費用     35ユーロ
滞在費用(2人部屋)  265ユーロ
空港送迎(往復)    70ユーロ
テキスト費用      45ユーロ
合計          740ユーロ(時期により割引あり)
11万8400円(1ユーロ160円で計算)
(2024年9月22日現在)

マルタ留学の注意点は?

リゾートや中世の歴史的な雰囲気が味わえるマルタ留学ですが、現地日本人担当者によると、ホームステイは注意が必要といいます。日本人はどうしてもホームステイにホスピタリティを求めてしまいますが、マルタの人はシャイな人が多くボランティア精神はあまりありません。ただ、これはマルタに限ったことではなく、欧米でも最近はこの傾向が強くなっているので、過度な期待は禁物です。

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