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朝ドラ「おむすび」が"ちむどん再来"ではないワケ 「橋本環奈の無駄遣い」という心配も杞憂に終わる?

東洋経済オンライン / 2024年10月4日 19時5分

そんなエピソードの数々は地味ではある一方で安心感や共感度は高く、フィクションではあるもののノンフィクションに近い。私たちにとって身近な人生賛歌のような朝ドラになりそうです。

橋本環奈は実は「ギャルそのもの」

第1話で、帽子を海に落として泣いている子どもを見た結が飛び込んで拾うシーンがありました。その際、結は「人助けって。これ絶対、米田家の呪いやん」とつぶやいていましたが、米田家全員が「人を助けずにはいられない」という性格なら、家族同士や周囲の人々を救うハートフルなシーンが増えるのでしょう。

たとえば第1週では姉・歩(仲里依紗)は問題児のように扱われていましたが、本当は優しい心の持ち主で妹のことも思っていた……そんなシーンが期待できます。ギャルたちのエピソードも同様で、派手な見た目にとらわれがちですが、純粋さとのギャップが感動を呼ぶシーンがありそうです。

最後に主演の橋本さん自身に注目すると、「明るく前向き」「一本芯が通っている」「仲間思い」などのキャラクターはギャルそのものにも見えます。ギャル仲間の真島瑠梨を演じる現役ギャル・みりちゃむさんも認める「ギャルっぽさ」があるだけに、橋本さんが演じることで、見た目で損しがちなギャルのイメージが変わるかもしれません。

橋本さんにとって「おむすび」は、結と同じように高校生まで過ごした地元・福岡が舞台の作品。第1週ではどこか寂しげな姿のシーンが多かったものの、放送が進むたびに生き生きとした結の姿を見せてくれるのではないでしょうか。

木村 隆志:コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

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