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池袋駅から3駅の"穴場"「ハッピーロード」の全貌 駅直結のアーケードと眠らない本屋がある街「大山」

東洋経済オンライン / 2024年11月2日 9時0分

東武東上線大山駅南口。駅直結でアーケード街にアクセスできる(撮影筆者)

建築会社や不動産会社などが毎年発表する「住みたい街ランキング」。トップテンの顔ぶれを眺めると、常連の吉祥寺や恵比寿、新宿、目黒、最近だと北千住や大宮なんかも人気だ。しかし、どれも「まぁそうだろうな」と思えるような街ばかり。

この連載では、住みたい街ランキングにはなかなか登場しないけれど、住み心地は抜群と思われる街をターゲットに定め、そこを実際に歩き、住む人の声と、各種データを集めてリポート。そして、定番の「住みたい街」にはない、「住むと、ちょっといい街」の魅力を掘り起こしていく。

今回おじゃましたのは、複数の商店街が入り乱れる板橋区大山町だ。地図に赤くマーキングしたあたりを散策した。

駅直結のハッピーロード大山商店街

東武東上線大山駅(板橋区大山町4-1)の南口改札はハッピーロード大山商店街に直結している。

【画像で見る】治安よし、病院多し、風情あり!板橋区・大山はこんな感じ

アーケードがあるので、雨の日でも安心の商店街だ。駅を出て、北に向かって歩くと、すぐに踏切がある。そこから、西に向かってアーケードは続く。

街歩き好き、特に商店街好きの筆者は、当地をこれまで何度か訪れたことがある。歩いていると、違和感を覚えた。なんだかアーケードが短くなっているのだ。

【画像18枚】「池袋からわずか3駅」「アーケード商店街が魅力的!」…。板橋区・大山は住むと"ちょっといい街"だ

その理由は後ほど語るとして、まずは散策を続ける。

ハッピーロード大山商店街は1978年(昭和53年)に誕生。当時は板橋区随一のアーケード商店街として親しまれた。にぎわいは今も変わらない。200以上の店が並び、1日3万人が訪れるという人気ぶりだ。そのためか、大山駅の乗降客数は前後の駅に比べるとかなり多い。

地域医療の充実度は都内屈指

アーケードのかかったメインストリートから横道にそれると、また趣が変わる。歴史のある商店街なだけあって、昭和を舞台にした映画のセットのような風景が楽しめる。

店先に置かれたテーブルで、ゆるゆるとタバコの煙をくゆらす強面(こわもて)の大山ダンディーがいたりするのだが、ひるまずにそのまま小路を抜ける。

すぐに視界が開ける場所に出た。東武線の線路に沿うように道は続く。進行方向を見上げると、板橋警察署 養育院前交番(板橋区栄町35-3)の向こうに、「東京都健康長寿医療センター(板橋区栄町35-2)」の姿が確認できた。

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