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あのヨーグレットが気づけば「グミ化」一体なぜ 多くの大人が「懐かしい!」長年の課題を攻略へ

東洋経済オンライン / 2024年11月15日 8時40分

複数展開の手応えを感じているものの、まだ発売から1カ月で、予断を許さない状況だ。

「マーケティング分析によると、グミは、同じブランド内で違う味を回遊したり、複数種類をまとめ買いする消費者が多いことがわかっています。これから伸びるのではないでしょうか」と、高宮さんは明るい予想をしている。

最後に、ハイレモンのグミについては、レモン特有の酸味がきちんと感じられるように商品設計され、無事に発売された。しかし、諸般の事情で現在休売になっているそうだ。消費者の声があれば復活を考えたいとのことで、今後の動向に注目したい。

後編では「明治→丸紅」M&Aの裏側をお届け

続く後編では、丸紅によるM&Aからはじまった、激動の1年に迫る。創業から79年の歴史で育んだ製造技術を守りながら、販路開拓から新製品開発まで、すべてを再構築しなければならなくなった250人の社員たち。彼らは、どのようにして新たな挑戦に立ち向かっているのか。老舗製菓会社の変革の現場から、その軌跡を追う。

続きを読む:ヨーグレットの製菓会社「明治から独立」での変化 丸紅グループにとって菓子製造進出の第1号案件

笹間 聖子:フリーライター・編集者

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