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月収16万、1000万貯めた彼女の「リアルな生活費」【再配信】 収入を上げなくても生活できる術を教えます

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 19時0分

月収10万円で1人暮らしをはじめ、16万円になってからも生活水準を変えていないという、もちたまさん。節約の秘訣を聞きました(写真:「もちたま【元月収10万円女子】」より)

月収10万円(後に16万円)で1人暮らしをしながら、「もちたま【元月収10万円女子】」の名前でYouTubeチャンネルを運営しているもちたまさん(32歳)。配信では、家計簿や投資について公開している。

2015年から本格的に節約と貯金を始めて、8年目の現在では約1000万の資産形成に成功(副業収入や投資による含み益を含む)。

節約に成功し、人生が豊かになったという「倹者」に節約系YouTuberのくらま(「倹者の流儀」)がインタビューをする本連載。月収10万円台という限られた金額で、どのように生活して貯蓄しているのか、もちたまさんの暮らしぶりと節約術について聞かせてもらった。

洋服に浪費する女子大生だった

もちたまさんは、元々は浪費家とまではいかないが、学生時代は何も考えずにお金を自由に使っていたという。

【写真】もちたまさんの収入と驚きの支出

「実家暮らし、奨学金返済なしで、アルバイトの稼ぎは全部洋服や飲み会に使っていました。節約を考えたこともなかったです。私はほんとダメ人間で……。就職活動もろくにしませんでした。『この仕事に就きたい』っていうのもないし、面接で思ってもいない志望動機を言うのがすごく苦痛で……」

そうして就職先を見つけないまま大学を卒業。2カ月くらい実家でのんびりしていたところ、さすがに母親に「働きなさい」と怒られ、パートタイムのアルバイトを探すことに。ここでフルタイムの就職先ではなくパートを探すところに、もちたまさんの「なるべく働きたくない」という強い意志を感じる。

そこで見つけたのが、それから8年続けることになる図書館司書の仕事だ。週4日、当時時給900円で、月収にすると約10万円、年収は約120万円。収入は決して多くはないが、実家暮らしで家賃がかからず、生活していくのには困らなかった。

就職2年目の2015年、会社で社会保険に加入したのをきっかけに、年金に関する本を読み、貯金に目覚めたという。それからは大学時代のように何も考えずに好きにお金を使う生活から変化した。

通勤定期をカードで購入してポイントキャッシュバックを得るポイ活、格安スマホへの乗り換え、高金利なネット銀行の口座開設、百貨店で毎月一定金額を積み立てると、満期時にボーナスを上乗せした商品券やお買い物カードを受け取れるデパート積み立ての活用、ふるさと納税など、生活コストを下げる方法を調べてコツコツと実践していった。

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