月収16万、1000万貯めた彼女の「リアルな生活費」【再配信】 収入を上げなくても生活できる術を教えます
東洋経済オンライン / 2024年11月18日 19時0分
「私は狭いお風呂に入りたくないのですが、そうした物件を選ぶと家賃が高くなってしまいます。そこで家の風呂にこだわらず、月々2880円の格安ジムに入会して、お風呂を利用しています。これによって水道光熱費の節約にもなりました」
一方で、食費は節約しすぎないのがもちたまさん流だ。業務用スーパーやふるさと納税などは活用しつつ、無理な我慢はしていない。現在の食費は3万3000円程度。
「私は食費が一番後回しにすべき節約項目かなと思っています。缶ビールを我慢しても1本約300円の節約にしかならない。それだったら楽しみたいなと。食費1カ月1万5000円生活にもチャレンジしているのですが、楽しく節約に取り組めるものの、金額としては大きくないので、もっと楽に削れるものを先にやるほうがいいと思います」
化粧水を手作りし、オシャレに使うのは月5000円
美容やオシャレが好きな人にとっては、洋服や化粧品などをどこまで削るかは悩むところかもしれない。もちたまさんの洋服・美容費は月5000円程度だという。そのコツやどのような考えで運用しているかを聞いてみた。
① 洋服は“購入ルール”を設ける
「私は学生時代に洋服にお金をつぎ込んでしまった人間なので、洋服を買う際のルールを決めました」
基本的にはプチプラで購入すること。そして欲しいと思った服をレジに持っていく前に、必ず試着をして「この服を着てデートに行けるのか?」と冷静に自分に問いかけることだ。例えば、かわいいTシャツでも人と会うときに着られないと思ったら買わないようにする。すると、失敗もあまりなくなったという。
「学生時代は安いものをたくさん買って結局着ないことも多かったので……」
② 化粧水は手作り
もちたまさんは、化粧水は薬局で精製水(約100円)とグリセリン(約500円)を購入して自分で手作りしている。混ぜるだけで500mlもの化粧水が簡単に作れるうえに、既製品よりもコストは断然に安い。
「私は大学で化学系を専攻していました。あるとき、化粧品業界の人の特別講義で、化粧水の原価が数十円くらいと教えてもらいびっくりしました。昔聞いた話ですし、もちろん全部の化粧水に当てはまるわけではありませんが、それ以来、高い化粧品を買う気がなくなりました」
原価以上にパッケージ代や広告宣伝費にお金がかかっている化粧品業界の仕組みを知ったことで、自分で作るようになったという。科学者でありYouTuberでもあるくられ先生の動画を参考に作っているそうだ。
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