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月収16万、1000万貯めた彼女の「リアルな生活費」【再配信】 収入を上げなくても生活できる術を教えます

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 19時0分

2014年〜2015年頃の話なので、今のように投資信託の情報がYouTubeにたくさんアップされている時代ではない。知らないことを調べて、自分なりに実践していくもちたまさんの情報収集、実践能力が節約の背景にあることがうかがえる話だ。

節約を「苦しくないもの」にするには

② 節約をゲーム感覚で楽しむこと

「私の場合、家計簿は自作のエクセルでつけています。コツコツ記録して、グラフが右肩上がりになっていくのを見るのがすごく楽しいですね。毎日見たくなるし、貯金が趣味のようなものです」

貯金が趣味でなくても、例えば貯金箱を用意して「貯まっているんだな」と目に見える形で置いておくなどもおすすめだそう。お金を増やしていく過程をゲーム感覚で楽しむのが秘訣。先に出た「食費1カ月1万5000円生活」もゲーム感覚で取り組んだことの1つだ。節約を苦しいだけのものにしない工夫がわかる。

③ 節約を頑張っているところを誰かに見てもらう

また、継続のコツは、人に見てもらうことだと話す。

「最初はブログで『食費1カ月1万5000円生活』を記録していたのですが、頑張っているのにあまり見てもらえず、コメントもつかなかった。リアクションがないと寂しくて『誰かコメントくれないかな』とYouTubeを始めました。そうしたらコメントをもらえるようになって、めちゃくちゃ励みになりました」

YouTubeに動画を上げるためにきちんと節約しよう、赤字になったら視聴者に怒られるな、と考えることが、さらなる節約のモチベーションにもなったそうだ。

「インスタなどでも、家計簿を上げている人をよく見かけます。インスタでもTwitterでも、コツコツ発信していけば節約仲間はできるので、情報を公開することをおすすめします」

SNSやインターネットにアップするのは向いていない、と感じる人は、家族や友人など身近な人だけに報告するという方法もある。公言することで、無駄遣いしないように見守ってもらえて、節約できた達成感を報告できる存在がいることは大きいだろう。

「苦しくて楽しくないことは続かないので、なるべく人を巻き込んで面白がりながら取り組むことが長続きの秘訣ではないでしょうか」

くらま:倹者の流儀/節約系ユーチューバー

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