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「国民・玉木氏」は不倫で"セミ化"してしまうのか 政策実現を掲げるのなら、しっかりアピールを

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 14時40分

また11月1日には読売テレビ「かんさい情報ネットten.」とニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」、そしてテレビ東京「WBS」に出演し、翌日にはTBS報道特集で収録分が放映、5日はテレビ朝日「グッド!モーニング」放映と、連日各局の番組に出演しているほか、PIVOTで経済政策を語ったり、自身のYouTube動画「たまきチャンネル」も何本か配信している。

FLASH編集部から玉木氏のもとに質問状が届いたのは11月8日だが、それまで平日でメディア出演しなかったのは10月30日と31日の2日のみ。30日はYouTubeメディアのReHacQで石丸伸二氏と共演することになっていたが、玉木氏はこれをキャンセルし、くだんの元グラドルと会うために新宿のワインバーに向かった。

登録者数110万人を超える同番組での石丸氏とのコラボレーションは注目され、かなりの再生数を稼げたはずだが、玉木氏にとっては元グラドルとの逢瀬の方が重要だったのだろう。もちろんFLASHのカメラはそれを見逃さなかった。逢瀬の後にグレーのフードを被り、人目を避けるように帰宅する玉木氏の表情をよく捉えている。

実は同誌はかなりの期間にわたって、玉木氏を取材していた。2人の関係を把握したのは今年の夏で、玉木氏の元公設秘書が窃盗で逮捕された事件での取材がきっかけだったという。

もっともそうした動きに玉木氏が気づいたのは、ごく最近のことだろう。玉木氏は11月1日、X(旧Twitter)に週刊誌を含む一部メディアがアポなしで実家に来て家族に突撃取材をしていることをポストし、取材を控えることを懇願。翌日にも再度、家族への取材をやめてほしいと述べた。

だが“確証”を持つメディアには、何の制止にもならなかった。記事は11日早朝、ネットにアップされ、3時間半後の“謝罪会見”に至っている。

「セミ政党」にならないためには

クライシスマネジメントで最も重要なことは、事実を隠さず反省の意を示すことだ。玉木氏は会見で非を認めたが、自らが代表を辞任することを否定した。11日の両院議員総会でも続投が容認された。国民民主党が「玉木政党」と呼ばれるゆえんだが、一桁の弱小政党ではなくなった今ではそれですむはずがない。

そこで国民民主党は倫理委員会を開き、調査することになった。会見では記事に記載された事実について認めた玉木氏だが、いつから元グラドルと付き合い始めたなどについては、言及していない。

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